‘心の世界’ カテゴリーのアーカイブ

<<心の世界>>人間像(4)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 2 月 4 日 水曜日

 今の世の中って、人間が生きるのに余分なエネルギ―を沢山と抱えて生きる事に、なっていますね。

学校の生活も、人間社会の一部ですが、子供達が<<素直に>>生きる事のできる世界ではないですね。

世の中の{便利さ}{豊かさ}{有効さ}{有益さ}などが沢山と変わって来ましたし、格別に沢山の{{贅沢}}が要求されてきています。

人間って、一度でも贅沢な生活をしますと、なかなか自分の生活を<<質素にする>>というのが大変みたいです。

 

 人間の習性って、面白いですよ、考え方によってはですね。

自分の眼前にある物事を、自分の好み次第で求めますからね。

折によっては、それが、物だったり、人だったりと違います。

物を求めて自分の手に入らない場合は、<諦め>も出来ますが、人によっては<盗み>にもつながります。

<諦め>のできない人達も、昨今では随分と見られるようになりました。

だから、色々な事件も、欲求不満のハケグチを自分で見つけられずに、心の葛藤は増大するばかりです。

 

 {犯罪}にまで、つながりますね、自分の思う通りにならないと悲しく寂しく孤独になって、心の抑制もつかず<大きな事件>にまでなってきます。

求める者が、好きな人だったりしますと、自分の方に心を向けてくれない場合では、逆に、嫌いになったり強迫したりもします。

これも・・・、好きな異性から裏切られたり、或いは、拒絶されたりしますと、悲しみや怒りが増大して、{犯罪}や{大きな事件}にまで至る場合があります。

この事については、成人についての話だけでなくて、思春期の男女間でも、いくらでも起こる事件です。

現実に、マスコミの報道にても、若い男女の事件は数限りなく起こっていますよ。

 

 人間世界を生きるのに、人間に与えられた{{個人の自由}}なんて有りませんね。

{しがらみ}や{規則}や{法律}、はたまた、{道徳}や{習慣}にまで、人間は縛られて生きる場合が多いですよ。

他人の気持ちや意識や考えを、心配して生きています。

人間って、何歳になっても、高齢者であっても、自分の心と体が一番に大切みたいですね。

怖いですよ、{欲が深い}ですからね。

人間って、何歳になっても<<心の欲深さ>は消えません。

人生の{悟り}を開いた人達は、こんな考え方を持たないと考えますが、この人生の{悟り}を開ける人達が少ないのです。

人間って悲しい<生き者>、そうあって欲しくないのですが。

<<心の世界>>人間像(3)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 1 月 31 日 土曜日

 中学生や高校生になって来ると、{思春期の嵐}がやって来ます。

自分達が、如何に{本能としての((性欲))をコントロ―ル出来る}かでありましょう。

昨今では、人間世界にも、人工的産物である多種多様な遊具とか、仕事で使用する携帯電話やパソコン、更に、インタ-ネットなど、数えられない程の物事で、社会情勢にも変化が起きています。

 

 子供達が育つ過程で、自然界で自然に育っていた動植物の中には、人間の環境汚染などで絶滅している{種}もありますね。

人間は自分が作ったもので、環境汚染を受けたり、或いは、開発途上国では起こり得なかった事柄に遭遇しています。

あまりにも技術と科学が発達しすぎて、幼い頃から成長するにつれて、人の脳内にも入らなかった多種類の刺激が、現代社会では入り込んでしまいます。

人間本来の脳内にも、好き嫌いとかに関わらず<余分な刺激>となって入り込んでいるのです。

 

 そんな人間の作り出した諸々の物・事などで、成長過程の子供達は<考えられない程の影響>を受け、心も身も変形させられると、考えるべきなのかも知れません。

社会の発展だと言えば、それまでですが、要するに、人間の頭の中も余分な刺激によって、神経内分泌・ホルモン・免疫機構など、眼には見えない極く微量のバランスが壊れてしまうのではないでしょうか!!!

親と子供達の{心の関係}も、全く変化しており、現代社会では、子供が{親の恩}を感じる事は無いですね。また、子供が(親への感謝)を感じる事も無いです。

例外の場合もあるでしょうが、そんな考え方をする子供達が本当に少なくなってしまいました。

 

 環境が、子供達を変えます。

自然の環境もありますし、大変なのは・・・、人間の作った環境が、凄く子供達の{心}を変えます。

親が、子供達を変えます。

親と言っても、両親、母親、父親、だったりですね、時たま、別の人達が子供達への心の葛藤の大きな<切っ掛け>を投げかける場合もありますが・・・。

時には、兄弟姉妹が、互いに、心を変えますね。

 

 最近では、日常茶飯事に<<多くの事件>>が報道されています。

学校での、いじめ・自殺、その他の暴力・非行、諸々の異常会話や異常行動、携帯電話やパソコンによる異常行動・異常言語、などなど、真に大変な物事や状況の刺激が入って来ますので、人間の脳実質と脳内及び血液内のバランスも壊れるでしょう。

結婚して赤ちゃんが生まれにくくなったり、格別に先進国では大変です。

まだまだ、開発途上国の方が諸々のストレスが少ないようにも感じます。

結婚して家庭を持っても、赤ちゃんが生まれやすいのかと、感じさせられます。

それほど、余分な<脳実質への刺激>が、まだまだ少ないのでしょう。

<<心の世界>>人間像(2)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 1 月 29 日 木曜日

 人が此の世に生まれて来る事って、真に{不思議}です。

自分以外の人が生まれても、決して不思議ではなかったと思われますよ。

よくよく、考えないと分からないかも知れませんが、普通の人であれば充分に理解出来る筈です。

生まれる予定になっていたのに、親や他者からの心や行為などによって、此の世に出られない場合もあります。

 

 地球上の全世界を観察していますと、先進国や先進途上開発国にては、随分と人間関係や男女関係や家族関係や会社関係や自分の周囲の環境や、はたまた、地球上の生態系までも、念頭に入れながら考える必要が有るでしょう。

私達、人間は、一人一人が運良くかけがいの無い人生を{宿命}を背負って生きる事を余儀なくされます。

宿命を背負って歩くと言っても、人それぞれに、<宿命が違います>ので、誰も子供達が背負う事が出来るか?? この点が重要でしょう。

 

 人間社会では、家族の中で、親は子供達に沢山の心の葛藤を残しながら・・・、残しておいて気づかないまま、時は流れて行きます。

子供達が悩んで苦しんでいても、親は自分の子育てが正しい、悪いのは子供達と考えるのが一般的のようです。

子供達が学校に行くようになって、子供達の誰もが皆、学校に適応していて、友達関係でも先生との関係も仲良くすれば、世の中は少し位は<幸せになる>のですが・・・・・。

 

 昨今の学校の問題は、子供達や教師の間で何か問題が起こると、必ず、他の生徒達が悪いとか、学校の先生が<悪い>とか、子供達の親は<学校の人達>を責めるのです。

現実に、そうだから・・・、当方、長年月の「心理療法」の中から考察していると本当に悲しいですよ。

簡単に、言えば、全ての{異常会話}・{異常行動}・{異常心理}などは、両親と子供達の心の関係が出発点ですね。

 

 当方に、半分ニヤニヤして、何で心の問題を取り上げるのですかなんて、尋ねた医師が居ます。

当方、素直に彼に答えたものです。

 

  「此の世に、自分達を送り出した<自分の親に感謝できる人達>、<自分の親に恩を感じ能力のある人達>では、学校にても、或いは、学校外でも余分な行動は起こさないものです。」

 

 子供達の心の発達と、アイデンティテ―の成長、なども教育者を含めて家族の親達が真摯に{心の世界}を受け入れて、親も教師も<自分の過去の再解釈>、<受け取り直し>をしておくべきですね。

きっと、平和な皆の生活ができあがると考えます。

<<心の世界>>人間像(1)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 1 月 27 日 火曜日

 人間って、何ですか???

 人って、何ですか???

 動物って、何ですか???

 植物って、何ですか???

 生きていないもの、生物でないものって、何でしょうか???

 

 人間って、どうですか?? 地球上にて特別な生き物ですよね。

両親の縁で此の世に誕生して来ます。

ですが、両親と言っても、昨今は、医学の発達と言うべきかどうか、微妙な感じもしますが??

名前だけが、両親と言っても、現代では、産科学の発達によって<赤ちゃんの誕生にも>色々な誕生が見られるようになって来ています。

そんなに、頻度が高いわけでもありませんが、確かに色々な{赤ちゃんの誕生}が増えつつあるのは事実でしょう。

 

 此の世に誕生した赤ちゃんが、自分の親の顔を知らないまま自分の人生を生きていかざるを得ない場合もあります。

そう、人工授精による{赤ちゃんの誕生}の場合が多いです。

精子や卵子の提供を、親が受けて、<赤ちゃんの誕生>。

更に、親が自分の赤ちゃんが欲しいと思って、親や姉妹や他人のお腹(子宮)を借りて、<赤ちゃんの誕生>などなどもあります。

 

 一概に、子供の誕生は両親からの{授かり物}だと言えなくなった、人間の世界です。

動物や植物の世界では、人工授精が沢山と行なわれています。

花の世界では、人工授粉などは、随分と昔から行なわれています。

そうして、新しい品種の綺麗な美しい花なども誕生しています。

動物での人工授精は、随分と後世になってから行なわれてきました。

人間の人工授精が、一番に後ですね。

 

 様々の分野で、人工授精の技術も発達して現在に至っています。

植物と動物では、表現において、オスとメスで、或いは、そんな表現の言葉が使われています。

人間では、「男性」とか「女性」とかで、言葉が表現されますね。

今回は、人の誕生の仕方とか、地球上での生き物についても簡単ですが、<誕生>について説明をしています。

人が誕生して来るのも、色々と誕生の仕方があります。

人間社会の仕組みが、今後は如何に変化して来るのか、予想しがたい事柄も出てくるようです。

 

 人生を楽しく生きるためには、やはり、人間社会の規則・ル―ル・柵・掟、などなどについても体得して、納得しておきましょう。

<<心の世界>>不思議な人達 11

2008 年 10 月 16 日 木曜日

 最終回として、追加しておきます。

本当に注意しておかないと・・・・、人間って誰もが集団の中で生活をしています。

常に、誰かとの心のコミュニケ―ションで、有意識的にも無意識的にも繋がっています。

沢山の人達、皆の考え方が違っていますが、面白いというか悲しいというか、一体に自分が何を考えて生きているのかを、全然と自覚していない人達、いや、自覚を出来ない人達が、時折、見受けられます。

 

 心身症の人達には、{{失感情}}、{{失体感}}と言う言葉があります。

自分の体に沢山の症状が出ていても、自分がどんな考え方をして生きているのか、一体に自分は何で悩んでいるのか、理解できない自分なのです。

 体と心の関連を、教えてあげても何度伝えてあげても、自分とは関係ない話と思います。なんでそんな話を自分にするのだろう、なんて、怒りの感情か、また、全然と関係ない話だから、その話は聞きたくないという自己主張の顔になります。

そんな風に不満な顔を見せますから、心理士の立場からすれば、大変に悲しい現況もあります。

自分の心が何を考えているのか自覚が無いのだから、無理もありません。

 

 自分の心に自信が無いから、口を開いて自分自身を表現できないのです。

人が人生を幸せに生きるには、何度も繰り返して伝えておきますが、自分の本当の「心」と「会話」と「行動」を充分すぎる程に知っておく事です。

 <悩む時は、悩みます>、<悲しい時は、悲しいです>、<腹の立つ時は、腹が立つ>などと、誰かに口を開いて伝える事で{心の葛藤}は持たないですむのですが・・・・。

そんな言葉を伝えれば、自分達は、<悩みや苦しみや不満など持たない>よと、返事が戻って来るかも知れません。

だから、それでいいじゃあないかと、言われれば、そうかも知れません。

それでも、医師&心理士の立場から言えば、人生を健康で健やかに楽しく生きて欲しいと、願っているだけです。

 

 何度も伝えて来ましたが、人間は{心}の持ち主です。

人の{全ての会話}と{全ての行動}は、その人の{心}が操作して操っているのです。

その事実を、しっかりと認識して欲しいと考えます。

 

 人の病気ですね、癌や肉腫や白血病などの悪性血液病。などなどについては、当方も、ストレスから来ているのだとは、未だ、そんな言葉は言えません。

また、人は生まれたからには、必ず、年老いて行きますし、死=滅もやって来ます。

どんなに、心が綺麗で真面目で素直で純粋に{美しい心}を持っていても、やがては、避けられない事実も訪れてきます。

これだけは、誰も人は受け止めていかないと仕方がありません。

人間の一生を、体得できていれば、最高の人生を生きる事が出来るでしょう。