‘心の世界’ カテゴリーのアーカイブ

<<心の世界>>人間像(14)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 3 月 6 日 金曜日

 一般的には、人は物事を見るのに<<人間と、人間でない生き物や固

 体というか物品などを差別して見る>>から、心の葛藤が生じます。

 

 そう、人間でない生き物が地球上には沢山と居ます。

人が、日頃から、犬や猫や小さな魚や、その他の動物など、自宅の屋内、庭でペットとして飼っている生き物や、全く人間の居ない場所で生きている動物が居ます。

植物についても、自宅の屋内で綺麗な美しい花などを飾っています。

また、人里から離れた草原や山奥の中で、静かに生活している草花や小さな草木や大木まで含めて、沢山の植物が生活をしています。

 

 人間は、自分達の好みに合わせて、動物や植物を自分の思い通りに扱ってもいます。

何と言いましょうか、動物や植物を食べたり、観賞したりで、人間の自分勝手に都合の良いようにしています。

地球上の生き物を、人間の好き勝手にしては<<生態系>>が壊れるので駄目だと考えますが、それにしても、人は生き物を食として永遠に食べ続けていますから、大変です。

どんな生き物でも、大変です。

 

 人間そのものも、自分達の生き様で、現代では本当に沢山の人間が先進でも発展途上国でも苦労しています。

贅沢な人達は、貴金属や高価な衣装を身に纏って喜んで楽しんで生活をしています。

それが<いけない>というのではなくて、人間の生き様について話をしているだけです。

自分の持っている金銭を計算して商品の購入を考えましょう。

そんな物品や塊である貴金属、金やプラチナやダイヤモンドなども、欲しいと思う人達も随分と居ます。

しかし、これらは、お金持ちでないと自分の手には入らないですね。

無くても、人生を生きる事が出来ますが、人間の{見栄}とか{虚栄心}とかは、お金が溜まれば溜まる程に、裕福になればなる程に欲しくなっていくようです。

 

 今回は、人間を外側から見て、どんな物事を人間が欲しがっているのかを、確認してみました。

これらの他に、人間がお金を欲しがるということから、逆に、一部の人達は、人間の心を見抜き、人が欲しがるような物を人工的に作り上げていきます。

気持ち良くなるような物、便利さ、有効さ、効果さ、利潤性のあるもの、そんな物を作り上げていきます。

そういう便利な物、有益な物、楽しい物を追い求めて人工産物を作り上げて、お金を儲ける人達が居ます。

そんな品物を買う人達がいます。

そんな商品を売り上げて、会社から給料を頂いて生活をしている人達もいます。

お金は社会を循環しているのでもあります。

{働かざる者は、食うべからず}、その言葉が非常に大切です。

<<心の世界>>人間像(13)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 3 月 3 日 火曜日

 心から、自分を見たり、人間社会を見たり、そんな話をしました。

一番に大事なのは、自分の心を知る事だとも言いました。

心から、自分の心と考え方を変える事や、体から自分の心と考え方を変える事なども話しました。

今回は、少し哲学的な思考体系にもなりますが、こんな考え方も有るのだと思うのも良いでしょう。

 

 そう、自分の心というか、魂と言っても良いでしょう。

地上の自分は、心と体から成立しています。

自分の体から、自分の魂を離して地上から高い場所にもっていきます。

この考え方は、やはり、心の動かし方次第ですが、イメージトレーニングも重要です。

心から、自分の体を変える事も出来ますよ。

実際に、自分で心から体を変えた人でないと、理解できないかも知れません。

 

 (9)で少し述べましたが、お月様よりも遥かに遠くに自分の魂を持って行く事ができれば最高です。

そう、太陽系を通って銀河系を過ぎて、銀河系の外、出来れば、宇宙にまで魂を運んでみます。

更に、魂を宇宙の外側に運びます。

そこから、内側を眺めます。

地球が小さくて見えないでしょう。

自分の居る場所は、全然と見えません。

自分の存在、実在がどれほど<<小さい生き物か>>が理解できれば、{無我}の境地にも近くなります。

 

 自分の存在が小さいならば、{虚栄心}・{見栄}・{欲望}、{自惚れ}、などの諸々の感情は消える筈です。

有名になりたいとか、他者から褒められたいとか、自分の栄誉を称えられたい、とか考える必要が無くなります。

己の存在は、宇宙の中の<眼には見えない砂粒の小さな塊>などと体で理解できれば、十分でしょう。

ここまで、思考が可能であれば、他者や環境に対して、あまり不平や不満や悲しみ、などなど、言わなくてすむでしょう。

 

 そう、同じ人間社会に住んでいても、その人の考え方や人生観にて、自分の人生が{幸福}か、どうかを感じる能力があるか無いか、大きな問題です。

自分から物事を外界に探し回って<<幸福>>を求める人達は、必ずや、自分の人生を<<不幸>>だと感じ易いでしょう。

自分の{無力}さを、認めた方が素晴らしい人生となるでしょう。

<<心の世界>>人間像(12)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 2 月 27 日 金曜日

 自分の体から、自分の心を小さくする方法ですね、今回は・・・・。

空間をイメ―ジ出来ないと、少し理解できないかも知れません。

これは、トレ―ニングですからね。

イメ―ジとか、トレ―ニングなどと言うと、やはり、イメ―ジをするか、トレ―ニングするかという、持ち合わせた人間の心次第になるでしょうから、究極的に考えると、心の問題になるかも知れません。

ですが、ここでは、一応のこと、体から~心にして話しましょう。

 

 自分の体を、どの位置におくかという問題にもなります。

自分の体を捨ててしまいます。

早く死んでくださいと言うのでは、ありません。

ですが、体を捨てても、心は捨てないのです。

即ち、人間って、全ての生き物はそうですが、やがては、此の世を去って消えて行くのです。

人間は、そんな生き物ですから、自分の体も沢山と可愛がらない方が気楽で疲れません。

自分の体を大事にし過ぎると、体も疲れます。

実際には、心も同じ状態にあるのですが・・・。

でもね、体が疲れなければ、心も疲れませんからね。

体も限りなく小さなものです。

 

 宇宙の空間の中の、小さなゴミ屑のような小さな眼にも見えない体でしょう。

人間の体って、そんなものですよ。

やがては消えて行くもの、これが宿命・運命・天命でしょう。

人って、煩悩が多きために、自分の体も目立たせようと、無意識的に、<<そうなって>>います。

体が動いている間は{{華}}でしょう。

時には、体の休養も必ず必要ですが、生きている間に、体が有る間に <<どれほど体を使える>>かが分岐点でもあります。

必ず、人は年老いて体も動かない年月が訪れて来ます。

突然に、此の世から消えてしまう場合もある訳です。

 

 現実から逃げないで、全てを生身の体で受け止めるトレ―ニングとイメ―ジが重要なのです。

人生を、時折でもいいから、真剣に問い詰めておかないと・・・、

少し難しい話になっているかも知れません。

木や草に例えると、人間では体は{大木や茎や花}で、心は{根っ子}になるかも知れません。

それでも、自分の体もあまり大きく肥大化しないで考えてもらいたいものです。

そんなに<<良い格好>>他者に見せなくてもいいではありませんか。

その方が、疲れない事は、事実です。

<<心の世界>>人間像(11)視点を変えて・・・・人間社会をみる

2009 年 2 月 25 日 水曜日

 自分の年齢にもよりますが、子供であれば(少なくとも、小学6年生から~20歳くらいまでとして)、自分の親の心と兄弟姉妹の心を理解してあげる事です。

先述しましたが、先祖代々から誕生し、両親の縁のもとにて育ちます。

どうしても家族の構成として、自分の幼い時から、親とか兄弟姉妹から自分の{心}が形成されていますので、その頃からの自分について{{生い立ちの心}}を点検するといいですね。

 

 {{生い立ちの心}}から自分の現在に至るまでの{}を、見つめておく事ですね。

過去を見つめるのに、自分勝手に過去を振り返っても<<意味が、あまり有りません>>ので注意が必要です。

やはり、自分の親についても同じですが、親は自分を如何に見ていたかを、そして、その親は心の底では<<何を考えて>>いたのだろうかと、いうことを知るのが大事です。

兄弟姉妹についても、同じ思考方式で見つめておくとよいでしょう。

また、自分の側を通り過ぎた他人についても、この思考方式で<<自分の過去>>を辿ってみる事です。

嫌な事柄、悲しい事柄、惨めな事柄、不満な事柄、怒りの事柄、嫉妬の事柄、などなど・・・相手と自分の置かれた状況の中で、どんな時に<<自分のマイナスの感情>>が湧き起こっていたのかを、知っておくことですね。

 

 自分の過去を思い出すと辛いから思い出したくない、などと考える間は、まだまだ、人格的には{{子供}}になってしまうでしょう。

沢山の人達が{{劣等感}}に苛まれて、人生を生きています。

{{劣等感}}を抱えている方で<<人生の出世へのバネになる>>と言う人達も居ます。

もっともな話のようですがね、でも、{{劣等感}}を持たないですめば持たない方が気持ちは楽ですよ。

{{劣等感}}は、誰にでも有るものですが、しっかりとした「心理療法」を受けておけば、心の{{カラクリ}}が理解できますので、{{劣等感}}は消えて行くでしょう。

そして、人間にとって大切な「心理療法」を受けておけば、自分の心身を肥大化させずにすみ、悩みは起こらないでしょう。

 

 悩む、苦しむ、悲しむ、などなどは、融通無碍に自分の心のハンドルを取れないからです。

心が一箇所に拘ったまま、其処から離れないと、自分で自由に心を動かせず、大変です。

どんなに楽しい事柄であっても、自分の好きな事柄であっても、其処から自分の心を自由に動かせなければ、必ず、心は疲労して疲れ果ててしまいます。

自分の心で、自分の心と体を<<小さくしてしまう>>そんな状況を操作できれば、最高の境地に至るでしょう。

だって、自分の人生を悩まないで楽しく、きっと喜んで生きられるから、凄く嬉しくなる筈ですよね。                     

自分の心から、自分の体を小さく感じとる方法の話しをしてみました。

<<心の世界>>人間像(10)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 2 月 23 日 月曜日

 人は、「会話」・「行動」・「心」の三つだけを持っています。

だから、この<<三つを統合できてさえいれば>>、いや、上手に<<三つを自ずから統合>>しながら、これが出来れば、楽しく生きる事が可能となります。

自分の心身の安定のために、自分の「会話」と「行動」と「心」を如何に使うかですね。

自分の人生をコントロ―ルするのに、どんな風に考えたら良いのかという事なのです。

人間は、人間社会で一生涯を生きるのだから、人間社会の事だけ考えておけば良いだろうと、誰もが考えるでしょう。生態系、地球全体像が見えるのが一番いいのですが・・・ね。

 

 人について考えて見ましょう。

人間関係を知るためには、人間の考え方の全体像が見える事であり、そのためには自分の心を知り尽くしておかないと駄目ですね。

「三つ子の魂、百まで」、「親の因果が、子に報い」、などなどです。

昔からの「言葉」ですが、凄く重要な言葉ですよ。

自分の考え方や自分の視野だけで、物事を考えない事です。

家族があり、集団があり、地方があり、国があり、世界があります。

自分は、その中の唯一人の人間です。

また、先祖代々の人達が居ます。

自分が好き好んで、此の世に誕生して来た訳ではありませんが、この自分の誕生と生き様を明確に解釈しておくことですね。

 

 凄く大切なのは、相手の立場にたって自分を見る事です。

殆ど全ての人は、365日にわたり自分の立場でのみ周囲を眺めて批判したり不満を持ったりします。

そんな、マイナスの気持ちや感情を持ちながら、自分の愚かな心に気づいていないから、怖いですね。

心は見えないから、だから、見えないから理解できませんよ、普通の人達にはですね。

でも、立派な心理士であれば、全てが・・、人の心が・・透けて見える筈です。

 

 面白いのが・・、よく言われるのですが、人間って<<絶好調の時>>と<<絶不調>>の時は、他者からの意見や助言を聞き入れません。

そうでなくとも、一般の人達でも、誰も他者の意見や助言を聞き入れないものです。

それ程、人間って本来的に頑固な心を抱えています。

人生を生きる道で<<迷った時>>は、相手の立場にたって物事を考える事だと言いましたが、「心理療法」を受けておかないと、なかなか自分の{建前}{本音}の心は見えて来ません。

人は自分の{建前}と{本音}の心が見えて、初めて<<大人>>になったと言うくらいです。

視点を変えて人間社会を見られるよう、心の学習が重要です。