‘講演’ カテゴリーのアーカイブ

<<講演>>人間って、孤独??(12)

2008 年 12 月 25 日 木曜日

 56歳~60歳にもなると、殆どの場合で人生は見えて来ます。

 漠然とですがね、意識していない積もりでも、現実には意識しているものです。

 

 人間が長寿の時代になったと言っても、人間は一人では孤独です。

生き別れ、死に別れ、なども出て来るし、格別に子供が居ても、親と一緒には住まないですね。

結婚したら、親と別居の方が、遥かに多いです。

また、子供達は、特に、仕事で赴任したりで、毎日、親と子供が顔を合わす場合も、少なくなりました。

 

 60歳になり、会社勤めの人達は定年の年齢ですね、第二の人生を歩く事になります。

でもね、第二の人生を歩く前に、心身ともに壊れて滅している人達も、少なからず見受けられますね。

寂しいですよ。

独りで、此の世から旅立つのも、常日頃から念頭に入れて受け止めておかないと、急に眼前に<独りで旅去って行く>のも、辛いですよ。

 

 勤務者でなければ、自分で営業している人達、自営業の人達ですね。

そう、自営業していて、突然、この年齢で旅立つ場合もあります。

悲しいですよ、辛いですよ。

人生で遣り残した事柄は、沢山と有る筈ですからね。

場合によれば、借金を残したり、跡継ぎが居なかったり、心残りは大変なものでしょう。

人によっては、やりたい事柄を残して、或いは、人生の余暇を持って<<自分で予定していた事もあった>>かも知れません。

 

 夫婦の絆も、壊れて離婚したり、孤独で生きている人達も、時折には、見受けられるでしょう。

或いは、結婚して、まだまだ仲良く生き続けるつもり、などと考えている人達も居られるでしょうが、やがては、必ず、滅する時が来ますから、その時の事も考えておく必要は有ります。

だが、人間の悪い癖ですかね。

大事な事柄を、大事だと気づかないままで生きている場合が多いですよ。

人によっては、まだまだ、この年齢で忙しく日常生活を送っている人も見られます。

 

 「宿命」、「運命」、「天命」、などなど、少しは人生勉強しておくと良いのですが、人間って{愚か者}だと、当方は感じます。

何故ならば、私は賢い偉い、などなどと自惚れて生きている人達が多すぎます。

もっと、謙虚になって、愚か者、本当の心底に自分を極めてから{愚か者}、{馬鹿な人間}だと、自覚してる人達は、逆に、凄く真実に{偉い人}ではないでしょうか。

<<講演>>人間って、孤独??(11)

2008 年 12 月 22 日 月曜日

 50歳から55歳くらいになってきても、案外と人の心は{孤独}な場合も多いです。

勿論、「愛別離苦」ですよね。

家族内で、社会状況にもよりますが、<生き別れ>、<死に別れ>も出て来ます。

家族の多いほど、沢山のケ―スが出てきます。

 

 祖父母との生き別れ、子供や孫との[別れ]も出てきます。

昨今では、人間も先進国では格別に、長生きになりましたから、祖父母が長生きのために、子供達から<<死んで行く>>場合もあります。

また、一番に悲しいのは、祖父母や両親から死んで行くよりも、孫達から不治の病や事故死などの方が、格別に悲しいです。

「死ぬ」だけでなく、周囲が変転や流転に転じて行く年齢に近くなります。

会社内でも、人間関係にも、同じ様なケ―スは増えて来ます。

上司の「転任」や「死亡」や「病気」や[事故]や、会社の「不景気」や「倒産」や「リストラ」など、色々な場面に衝突します。

 

 このような年齢について、記載ですが・・・・・、ちょっぴり違った角度から、全体的に社会を眺めていると、庶民の税金で<<食事を得ている人達>>は、贅沢すぎて本当に大変です。

出世しては、いや、出世していない時からも、庶民を監督すると言いながら、出張しては余分な税金を取りまくっていますよ、若き人達も、老いの人達もですね。

公務員の給料は、一般庶民に開いて{{情報公開}}しておくべきだと考えます。

公務員の人達は、幾らかの給料を貰って、幾らかの出張費を自分達で勝手に取っておきながら、庶民の税金が泡の如く<<湧いて出て来るような錯覚>>を持っています。

何処の国でも、政治家や公務員は<<同じ事をしている>>のかなと、そんな風に感じています。

特別に、出世した公務員はこの年齢頃から、自分が次に行く場所を探していますからね。

庶民とは、生活観が全然と違いますよ。

 贅沢をしても、特別に贅沢をしても、自分達は当然と思っています。

庶民が、彼等の生活振りを見て、可笑しいのではないかと言えば、彼等は答えます。

そんな思うのだったら、貴方達もお役人になれば、良いでしょう、と答えます。

不思議な人間が、居るものです。

庶民から税金を取るのは、いけない訳ではないのですが、集めたお金を無駄に自分達で使用しないでと、伝えているのです。

 

 話が、少し逸脱しましたが、定年退職、減給、別れ、すれ違い、家族の構成も変わって行きます。

また、病気の年齢も最盛期となり、メタボリックシンドロ―ムや糖尿病、心臓病、脳血管障害、癌年齢の最盛期、高血圧、沢山の病気が顕在化する年齢ですね。

己の人生を、悟っておくべきでしょう。

<<講演>>人間って、孤独??(10)

2008 年 12 月 18 日 木曜日

 人間の心って、面白いですよ。

唯、心について学習しないと理解できませんがね。

学習だけよりも、一番に早道は、自分が自分の心を見る「心理療法」を

体験する事でしょうね。

 

 素晴らしく、嬉しくなります。

何故って、そうですね、自分の心の{シガラミ}が取れて、気楽になるのが分かります。

また、自分の心を沢山と知って、自分の心を融通無碍に働かせる事が可能になりますから・・。

心の葛藤で悩み続けるのは、自分で自分の心を方向転換出来ないからです。

自分の生き様で、人生の壁に突き当たれば、自分で自分の心を変えるしかありません。

壁が壊れるのを待っていると、先に、自分がお浄土へ旅立つ事もありえますからね。

壁に対して、自分の心を変えると、壁の色も変わって来るでしょう。

 

 45歳から50歳になれば、本当に色々な人生の壁がより多くなって来ます。

自分の人生の設計も出来ているのか、目的通りに進んでいるのかも、もう分るでしょう。

勿論、例外も有ります。

その後の、年齢にても、所謂、大器晩成型と言われるように、年齢を重ねてから色々な意味で{大きな器}の人になったり、地位や名誉や金銭を稼いだりとか、有名になる人もいます。

(当方では、地位や名誉や金銭については、あまり評価をしておりませんが・・・・。)

 

 人間社会では、普通の気持ちや意識で生きている人達、いや、エリ―ト人間だと自負している人達でも、「名誉」・「地位」・「金銭」などなどを<<欲しがっている>>ものです。

面白いって言うか、可哀相って言うか、人間の{性}と言うのか、悲しいと言うか、地位も名誉も金銭も有っても、自分の心は満足していないで、時折ですが、「性欲」を満たされずに葛藤を抱えたままで、有意識的にも無意識的にも悩んでいる人もいます。

マスコミ、テレビ、新聞などにても、時折に報道されます。

誰々が、会社内にて<<セクハラ>>でと、報道された後にですね、{裁判}が行なわれて実刑にまでなりますよ。

何で、それなりの優秀な才能ある、或いは、経営能力のある人が<馬鹿な事>をするのかですね、その事が皆さんには理解できないかも知れません。

 

 心の世界って、面白いですよ、いや、人生においては、本当に大変な問題なのです。

家族の心の変動、夫婦・嫁対姑や舅、親対子供、祖父母~両親~孫、などなどあります。

勿論、祖父母~両親~孫達などが誰も、健在であれば良いのですが・・・、

心の病で{引きこもり}などや、肉体の病気や、或いは、なんらかの事故で亡くなっている場合も多いです。

家族の中で、親子などの人間関係が良好である事が、一番に良いのですが・・・。

会社内の人間関係が、また、重要ですが、気づきませんね。

<<講演>>人間って、孤独?? (9)

2008 年 12 月 16 日 火曜日

 40歳前になると、もっともっと、人の心も変わってきます。

 自分の子供達も、成長してきます。

子供達も、自我が一層と成長して自分の判断力もついて来ます。

親を拒絶する気持ち、妥協する気持ち、共感する気持ち、受容する気持ち、随分と親を観察する気持ちが上手になって来ます。

 

 自分達、親は、親で、自分の子供を、何時までも、子供、子供、などと考えて接触しています。

会社での出世コ―ス、出世するかしないか、次第に分かる年齢にもなります。

会社での人間関係、相手と眼に見えない出世競争、同僚や上司との心の確執があります。

そんな状況で、心が落ち込むか、上昇気分で仕事を充分にこなしていけるか、ですね。

 

 一方で、家族の方では、早い家族では、子供の結婚とかもあります。

子供の結婚についても、親の賛成か反対か、などで大変な時期でもあります。

子供の結婚でさえ、両親の意見が分かれる場合もありますよ。

また、結婚した子供達が、親の元から遠隔地へ離れるか、親元の近くに住むか、どうかなどもあります。

どちらが、良いとも確定出来ません。

孫が出来ると言えば、親が40歳を過ぎてからの方が、多いでしょう。

子供が結婚しなくても、男女関係の<<縺れ>>などで、親も子供達も両者が一緒に悩んだり、子供達のみが悩んだりと、色々と悲しい事柄も起こり得ます。

 

 子育てで、子供が優秀な成績で学校を卒業したり、それでも、優秀な学校に入っても駄目で{引きこもり}の子供達になる場合もあります。

まだ、勉強したいなどと、言ってから大学院に行く場合もあります。

ところが、そんなに多いケ―スではありませんが、社会で働くのが怖いために、社会に出るのを先延ばしさせたいために、大学院へ行くケ―スも時折ですが、現実に見られます。

子供達の心って、凄いですよ。

一般の大人が、気づかないような心を抱えていますからね。

 

 家族の生活で、何時までも両親が仲良く過ごしていれば、子供達にもストレスは少ないでしょうが、親の心が<<縺れ>>ていると、子供達の心は非常に脆い人、心の弱い子供達で育ちます。

男性も女性も、それぞれに{生い立ち}が違いながら一緒に一つ屋根の下で過ごすのですから、大変でしょう。

ストレスでは、「結婚」は、最大のストレスになると言う位ですよ。

結婚した時は良いのですが、一つ屋根の下に住むと{{恋心}}は消え失せて行きます。

そう、二人が長い間、一緒に住むなんて大変で、歳月が長引いて行きますと、惰性で一緒に住むって場合もありますから、注意が重要です。

子供達は、よく、親の会話や行動や心を見ています。

<<講演>>人間って、孤独?? (8)

2008 年 12 月 15 日 月曜日

 簡単に言えば、人間生活の中で大切なのは、自分が{幸せだと感じる能力}の問題と、言われています。

実際に、間違いありませんね。

 

 人間が好きになる事ですが、これが最高の生き甲斐だと考えます。

そう言っても、{生い立ち}は、誰もみんな違います。

100人、1000人、皆の気持ちが合うなんて,ありっこないです。

しかし、少なくとも、数人で良いから気持ちの合う人や友達、或いは、先輩や師匠などがいることが大切です。

自分の本音で、悲しさ、不満、恨み、憎しみ、惨めさ、やきもち、嫉妬、妬み、などなど、そんな自分の気持ちなど、何でも良いから話せたら良いですね。

嬉しさ、楽しさ、気持ち良さ、爽やかさ、安らぎ、そんな心地よさも、話せる人や伝える友がいることが大切なのです。

 

 誰も友達や大切な人が傍に居なければ、寂しいですよ。

人間の友達が居なければ、動物と戯れたり、植物観賞などが出来ると、まだ良いのですが・・・。

当方から考えてみますと、どんなに好きな動物が居ても、愛する人、恋する人、何でも話しを出来る人、自分の悩みや悲しみを、何時でも話ができる人が、欲しいですね。

最終的には、人間世界を生きるのに、唯、唯、一人でも話せる人、好きな人がいると良いと思います。

どんなに動物が好きで、或いは、動物、植物と仲良くしていても、一緒に心の話をする事は出来ません。

会社勤めをすれば、会社での人間関係、家庭に居れば、近所付き合いや、はたまた、PTA活動なんかの人間関係で、結構と<<心の歪>>が生じて来たりもします。

 

 人間って、生きる{目的は、何??}、自分の{存在って、何???}、しっかりと頭に叩き込んでいないと、生き甲斐の{{喪失}}になって苦しみます。

生き甲斐の{喪失}は、心も疲れますし、体も疲れます。

日常生活の中では、体が疲れてから、心が疲れる事は少ないでしょう。

心が疲れていると、体も疲れます。

身体的病気は無いのに、心が疲れて体が疲れるのですから、不思議でもありましょう。

 

 誰にも負けない心の丈夫な人になれば、心は益々と元気になって、体も益々と元気になります。

会社での人間関係、家族の中での人間関係=夫婦関係・子供関係などもうまくいきます。

時には、子育てにて、育て方の<違い>で夫婦喧嘩もしますから、人間って大変です。

子育てについて、親は何処までも、自分の育て方が正しいと考えない事が重要です。

親は、心配しながら子供の全ての行動や心をみるだけでなく、子供の心の異常を喝破する能力が必要です。

親の子育において、夫婦間の気持ちが合うことは、少ないくらいです。

 

 子供の会話・行動・心に異常あれば、即、親の心を矯正です。