81歳~85歳で見てみましょう・・・。
女性の平均寿命に近づいています。
男性では、ここまで生きるなんて、運が良くないと、人生は終わりに なっていることが多いいですね。
此の世を去って、魂は何処へ、ですね。
でも、人間死んだら、何も残りません。
一生懸命に、あくせく働いて<<貯めたお金>>も、<<名誉>>も、<<地位>>も、全てが終わりですね。
此の世に置き去って、別の世界に旅立つのですから。
旅立った先の世界には、何も有りません。
例えば、85歳の人が一人でお客さんを相手に、商売なんか出来ないでしょう。
一人で自宅に住むだけで、大変な筈です。
衣・食・住など、掃除・洗濯・炊事なども一人では充分に出来ません。
昨今では、子供達とも別々に住んでいたり、子供達は遠くに仕事で行って帰らなかったりですね。
互いの配偶者もそろそろ別々に「生き別れ」「死に別れ」などですよ。
「生き別れ」と言うのは、片方が施設に入ったりで、一緒に住めない訳です。
{老老介護}などとも言われて、お年寄りがお年寄りの介護をしなければならない状況になってきます。
格別に、自宅で{老老介護}なんて口では言っても、そんなに簡単に心身とも不自由な人達が心身不自由の配偶者の世話は出来ませんよ。
孤独になりますよ。
最初は、一生懸命に頑張ってお世話しようと、思うのですが、とても、最後まで人間の気持ちは長続きしませんね。
疲れますよ。
孤独に、なります。
高齢者になってからも、人生を随分と長く生きて来た筈なのですが、この年齢になっても{心の迷い}は出ます。
{人生って、何だろう}と、お世話しながら、疲れ果ててしまいます。
疲れるが故に、「孤独」になります。
夫婦が、どんなに愛し合っていても、あまりにも長期の配偶者のお世話は、困難ですよ。
はたまた、働かない、働いていないで、療養費が幾らかかるのか、また、本人の年金収入などは・・・、色々な条件も重なって来ます。
人間って、孤独ですよ、だから、誰かから優しい声をかけてもらいたいものです。
優しい暖かい声を、周囲から頂いて、何とか生きる事が出来ますね。