‘家族・親子’ カテゴリーのアーカイブ

<<家族・親子>>親と子の心(7)・・・・事件・犯罪

2009 年 9 月 7 日 月曜日

 人について、見掛けが真面目に見えるだけでは、意味がありません。

心の底から、真実に真面目な人であれば良いのですが・・・・。

また、科学や技術や学問やスポ―ツや芸術など、何事においても、大人になってからでも、人間って心の底から裏打ちされた<<心で、会話や行動で、生きていない>>と、必ず、色々様々な問題を抱える場合が訪れてきます。

 

 大人でさえ人生を生きる事は、ある意味では、皆が大変な世界です。

高齢になってからも、それなりに様々な心の悩みや苦しみを抱えます。

子供達の{事件}や{犯罪}など、また青年期の{事件}や{犯罪}など、真面目に見える子供達が起こすのが、社会的には<<逸脱行動>>になっている場合も多いです。

一見、体の症状は何も無いと当人は感じているかも知れません。

歪な行動をしている間は、歪な心が<<歪な行動化>>で消されている場合が、多いです。

また、最初から、歪な心を担いで自分でも無意識的に動かされているのに、気づかない場合もありますが、ケースバイケースで、自分のやっている行動に気づきながらも、如何ともしがたい事もあります。

 

 此の世から、事件や犯罪を全然と起こさないように出来るかと問われれば、無理だろうと答えるしか無いのです。

簡単に説明すれば、全ての人間には「五欲」がついて廻ります。

己の欲望を満たすために、人間個人は常に注意しておかないと、子育てについて{超えてはならない、バ―を越えて生活}するものです。

曾父母が一生懸命に<<子育てに係わり>ます。

父母が、子育てに一生懸命に関与します。

子供達は育つ過程で、親の、或いは、兄弟や親戚からの「柵」なども受けながら、成長していきます。

何度も、話をしていますが、人間個人が此の世を幸せに生きるには、兄弟、親戚、他人、親においてさえ「感謝」や「恩」を感じうる能力が無いと駄目ですね。

 

 難しいのは、人間って<<幸せに生きている積り>>でも、また、他者から見ても<<あの人は幸せ>>だろうと考えていても、全く<<違っている場合>>が沢山とあります。

「早期成熟崩壊型」・「大器晩成型」・「中間型」などもありますね。

幸せに見える人達が、裕福で名声もあり地位も名誉もある人達が、此の世では、結構と汚職したりお金に<<凄くしがみ付いて>>生きていたりします。

金銭の欲望が、「事件」・「犯罪」とも、なります。

貧乏な人達??が<<お金が欲しい>>筈なのですが、裕福な人達が凄く<<お金が欲しい>>のは、面白い現象ですけれど、きっと、自分の「終焉」に気づかない人達でしょう。

これも、親と子の{生い立ち}の{{心}}に関係しています。

高齢者になって、事件や犯罪を起こす事も、多々あります。

<<家族・親子>>親と子の心(6)・・・・事件・犯罪

2009 年 9 月 5 日 土曜日

 どんな状況に置かれても、自分で自分を「幸せに感じる能力を持っている人」は、事件や犯罪を起こさないです。

これだけは、本当の事実です。

人間って、自分の心の中にストレスが溜まって処理できない時は、意外と「善」と「悪」の判断が出来ません。

判断ができない、いや、何処までも、自分の心や会話や行動が間違っていても自分で気づかず、訂正できません。

「劣等感」、「恨み」の感情などと、大変に怖いですよ。

どんな風に、爆発するかです。

 

 自分だけで、「自殺」で処理するのであれば、他者を巻き込まないのですが、これとても、あまり褒められた行動ではありませんね、周囲が困りますからね。

人には、「会話」と「行動」と「心」が有ります。

「会話」と「行動」を動かすものは、「心」です。

その現在の「心」は、自分の生い立ちの中、過去から現在に至るまでの自分の「心」が操作しています。

今、自分で<私は真面目>だと、思っても駄目です。

昔の自分の「心」を明確にして、そんな自分の「心」に納得しておかないと駄目ですよ。

 

 医療の世界でも、現在の何処の国でも、人間の心・性格・人格を矯正をするのに、その人の過去の心を癒してあげる方法をやっていません。

もっぱら、現在の心を中心にして、心の治療をしています。

カウンセリングや認知行動療法などと言って、治療を行なっています。

人の心・意識は、簡単に分けると{三層になって}います。

「無意識」、「潜在意識」、「顕在意識」と言います。

「無意識」の心の方が、遥かに大きくて、この「無意識」と「潜在意識」の歪な心を治す方が遥かに難しいです。

ですが、この過去の「無意識」、「潜在意識」の治療が出来た時に<<完全な人格の矯正>>や<<心の生まれ変わり>>が有るものです。

 

 心の「再生」、「回向」、「新生」、などと言いますね。

だから、事件を起こす人達、犯罪を重ねる人達を、彼等の人格を矯正しようとすれば、彼等の過去の心を<<紐解いて>>、彼等の過去の心を受け入れて納得させる事です。

 医療の世界では、現在、どんなに良い素晴らしい{うつ病}の薬と言えど、人間の心を真面目にする{薬はありません}ね。

そう、人間の心・性格・人格を変える「薬」は、有りません。

心の病は、心で、心理療法で<<治してあげない>>と、全く無理な話です。

事件、犯罪など、心が真面目な人達は絶対に起こさないでしょう。

<<家族・親子>>親と子の心(5)・・・・事件・犯罪

2009 年 9 月 2 日 水曜日

 {閲覧文}にも、今までに掲載していますが、親と子の{事件}や{犯罪}などは、両者の心が関連しています。

親と子と、言いましたが、親の父と母、所謂、祖父母の心にまで関係しています。

親の親は、通常は、子供から見れば祖父母になりますが、親の親が必ずしも本当の親ではない場合もあります。

親には親が居ますが、遺伝子のつながっている真実なる親と、子育てだけの親の場合もあります。

 

 自分の心を点検する時、過去から自分の{心が如何に動いていた}かを知るためには、回想時に{相手の心の動き}、また、相手は、相手の心は<<何で、そんな動き方をした>>のかを考える必要があります。

そのためには、自分の親を育てたのは、誰かを確認しながら、自分と親の<<立場を入れ替えて>>心の動きを考えるのです。

この立場を入れ替え出来ない人達が居られます。

自分の人生を生きるのが、大変ですよ。

 

 人、他人との立場を入れ替えできない自分(みなさん)は、他者の心の痛みを感じる能力に欠けるので、最終的には他者と一緒に生きるのが、疲れます。

何故って、心の葛藤が溜まるばかりですから・・・・。

その{心の葛藤=ストレス}を、自分で処理できなければ、悩みや苦しみや怒りや恨みや怨念まで抱えてしまいます。

そんなストレスを抱えておきながら、自分でストレスを消去できなければ、最終的には、事件や犯罪につながります。

 

 世間や、マスコミでもしばしばと言いますが、事件や犯罪を起こした人達について、{あの人は、おとなしい人}だったなどと、よく言っています。

そんな解釈は、当方から見れば、間違っています。

おとなしい、真面目に見える人達は、<<心の中に、ストレスを溜め込んで>>います。

言葉を発する事の出来ない人達、このような人達は真面目でおとなしく見える場合がありますが、その<<おとなしさの裏の心に、どんな心が動いているのか>>を見抜ける人でないと、他人の本当の心が見えていないものです。

 

 「「もの言わぬは、腹ふくるる」」と、言う言葉があります。

口数の少ない人が、自分の傍に居れば、注意した方が良いでしょう。

何故って、何度も繰り返しますが、そんな人達の方が沢山と<<心の危険度>>を持っています。

自分の心が爆発するまで、自分は正しい人間だと思い込んでいます。

怖いですよ、事件や犯罪を起こしますから、要注意ですが、皆さんには理解できないかも知れません。 とにかく自分の心を知る「・・ネット心理療法」の体験でしょう。

<<家族・親子>>親と子の心(4)・・・・事件・犯罪

2009 年 9 月 1 日 火曜日

 小学校に入ると、随分と変化してきますね、格別に自分の心は未だ見えませんが、他者を批判する心は、随分と成長してきます。

小学校でも、低学年では、まだまだ、他者を批判していても<<批判の心は小さい>>です。

小学高学年になると、随分と子供達の心も変化してきます。

自分を、自分流で見る眼は、勿論、持っていません。

ですが、かなり、目前を批判する心だけは出来上がっています。

{不平}、{不満}、{立腹}、{悔しさ}、{悲しさ}、{恨み}の感情などは、いくらでも持てる年齢になって来ています。

勿論、まだまだ、大人ではありません。

 

 子供達の心の「平安」が出来る、育つ場所は、どんなに考えても、家族の中にしかありません。

母、父、兄弟、姉妹、などなど、皆が好きかどうかで決まってきます。

兄弟姉妹が居ない子供達は、それで、納得した生活を送っているか、どうかですね。

どんなに考えても、子供達が途中で育たなくなるのは、家族の{{病}}が隠されています。

悲しいものです、いや、なんとも、言えません。

親に、貴方の育て方が悪いと教えてあげても、絶対に自分は悪くない、なんて言うのですから・・心理士として、悲しいものです。

自分の生き様を、{懺悔}できない親達は、他者の言う事柄を受け入れないから、誠に悲しい限りです。

 

 当方、随分と長期間にわたり、「心理療法」に関わってきました。

子供さんが悩み苦しむ時には、親が絶対に子供の心を叱らない事が、最大に重要です。

又、<<子供達を叱りながら>>一方で、心理士の悪口を言うのです。

そんな親達は、永遠に自分の子供達に{心の平和}を与えられないことでしょう。

悲しい事実ですから、伝えておきます。

当方が、しばしばと聞いたり見たりする真実ですが、子供達を叱って彼等の心を治療する事は出来ません。

 

 自分の親が嫌いな子供達は、周囲の人達を好きになれないのです。

心底と、他人を信用する能力を持ち合わせていません。

人間って、心の底に安定した心を持っていないと、常に、自分の現在の心が不安定です。

そんな不安定な心が、何処からやって来るかを、知っていないといけません。

人間に一番と大事なものは、「心」なのです。

子供の健全な心は、全ては、親の心の有り方しだいですよ。

世の中を「生きる事」は、自分の心を上手に動かせないと、立派な生き方はできません。

「己の心」を知って、初めて他者の心を理解出来ます。 

<<家族・親子>>親と子の心(3)・・・・事件・犯罪

2009 年 8 月 27 日 木曜日

 授乳中の赤ちゃん育ても、難しい事を前回に述べました。

では、乳離れしたら、どうかです。

「昔から三つ子の魂、百まで」との、言葉があります。

昔は数え年でしたから、三歳ですが、現代では満2歳になります。

人間の心の成長では、第1期の不信感は、2歳までに決まって来ると言われます。

乳離れしてから、まだまだ、その後の1年間が大切だと言うのです。

1歳から、2歳になるまでを、周囲の誰もが話もせずに周囲の誰もがスキンシップをしなかったら、やはり、人の子供として育ちません。

怖いですね、想像しただけでも怖いです。

 

 周りには、同じ年齢くらいの赤ちゃんもいるといいですね。

片言でも、体と言葉で話しが出来れば良いですね、たとえ、赤ちゃん言葉でも親が聞いて理解できなくても、それで充分だと考えます。

この期間で、自分以外の相手を信用するか、信用しないかが、赤ちゃんの心の中に出来上がってくるのです。

そんな状況になると、何時も毎日の心は{{不安定}}になります。

誕生から、満2歳までに、人の心の形??が出来上がるのですから、凄く怖いです。

親や周囲の接触の仕方で、全ての人達は<<それなりの人に育つ>>のです。

 

 乳離れするまでに、様々な状況で育って来る親、赤ちゃんが居ます。

父無し子、母無し子、両親の顔を知らないまま、6歳にまで成長する人達も居ます。

両親が離婚して、片方の親から育てられたり、場合によっては、祖父母に育てられて親の顔を知らない場合、全然と血縁関係に無い人達から育てられる場合もあります。

一応、6歳と言っておきます。

厳密には、5歳で区切るのが、良いかもしれません。

6歳以後の不信感を、第2期の不信感と言っています。

2歳までが大事だと言いながらも、その後の5歳までの子供達の環境も大変に重要です。

 

 最近は、赤ちゃんの頃から、母親が仕事に参加して赤ちゃんも日中でも預けられたりします。

預けられた場所で、また、どんな人達に出会うのか。

同じ年齢の赤ちゃんとか、託児所の保母さんとかの関係で、随分と人対人の信じ方も変わって来るでしょう。

この頃は、まだまだ幼くて、母親の顔が見えない事で、赤ちゃん達は不安になるものです。

未だ、日本の国、社会では、預けられたり、そうでなく、母親に育てられたり、様々の人達が入り混じっています。

親に対する{寂しさ}の残らない子供になって欲しいと考えます。

何故なら、大人になってから、過去の心が動くからです。