‘家族・親子’ カテゴリーのアーカイブ

<<家族・親子>>家族の病(4)

2007 年 4 月 13 日 金曜日

 子供達と、祖父母の場合を見ましょう。

 

 祖父母が原因の事もあります。

“苛める”場合と、“ねこ可愛がり”のケースがあります。

祖父母、両者が生きている場合もあります。

片方のみ生き残っている場合もあるでしょう。

嫁が、或いは、息子が嫌いであれば、孫を苛める場合もあります。

可愛がっている積もりが、孫にしがみ付いていて、孫が苦しむ場合もあります。

 可愛がられて、所謂「ばあちゃん子」になることもありますね。

「じいちゃん子」で、育つ場合は案外と少ないみたいです。

また、祖母が孫を可愛がりすぎて、母親から子供が離れる場合もあります。

母親から見れば、祖母が孫を無理やりに可愛がらなくて良いものを・・・、なんてこともありますね。

母親が、どんなに“祖父母の孫への執着”を嫌いだと考えても、駄目なケースもあります。

 

 昔は庶民が貧困だったので、案外と“祖父母の孫への執着”も良かった場合もありました。

最近では、可愛がるだけでも様々な手段があります。

孫にお金をあげる、物やお菓子を渡す、また、孫の好きな場所へ連れて行くなど・・・、手段も色々とあります。

 しかし、最近の孫達は<貧困>を知らないので育てるのも注意が必要です。

 

 「ばあちゃん子」や「じいちゃん子」、最近は駄目ですね。

孫が成長して大きくなった時には、母親や父親の意見を全く聞き入れない場合も現実に見られます。

これは、離婚まで行かなくても、母親や父親が<苦い体験>をすることになるものです。

親達の意見を子供達に伝えても、全く役立たないのですから・・・。

こんな状態では、多くの場合で、家庭内離婚の状況も有る様です。

恐いです。

本当にそう思います。

人間の{性}なのでしょう。

男性と女性の、それぞれの人格というか・・・、細かに見詰めると、人の心は本当に真に大変だと感じます。

 

 皆が一生懸命に人生を生きている積もりですが、なかなか自分の思う通りに進まないところが人生でしょう。

ばあちゃんも、じいちゃんも、少しながら人生を勉強するべきなのですが・・・。

 人間、自分の考えている事が一番に正しいと思っているのです。

本当に、人間は他人の立場になって考えないので困った生き物です。

 

 仲良く見えても、家庭内離婚は沢山あります。

<<家族・親子>>家族の病(3)

2007 年 4 月 12 日 木曜日

 家族の崩壊について、内側からの問題を説明しておきましょう。

 

 生まれも育ちも違う男性と女性が、一緒に生活を始めます。

男性と女性が愛し恋いして、好きになって一緒の生活、夫婦として家族として生活を共にするのです。

結婚生活に入るまでは、案外とどちらも遠慮をしながら<良いところを見せる>ように無意識的にやっているのでしょう。

ですが、いざ結婚してみると次第に自分の本音というか潜在意識や無意識に有る心が浮き出て来ます。

何か、同棲生活の状態も同じ様なものでしょうが、少しながら雰囲気が違う様です。

とは言っても、一緒にいる年数によって、又、結婚生活でも同棲生活でも、次第に自分の自我というものが互いに強調されて来ます。

 時には、激しい意見の交換の末に{別れの感情}も吹き出して来るものです。

次第に心の葛藤が溜まりながら、ある事を<切っ掛け>に一挙に互いの心が崩壊して行きます。

両者でなくても、一方の心が我慢できなくて、崩壊して{別れが来る}などの場合の方が多いでしょう。

 

 {別れの原因}も、結局は{生い立ちの心}の問題になって来ます。

どちらが良いとか決められなくても、いずれにせよ両者の{生い立ちの心}が、上手に噛みあわなかっただけでもあります。

 夫婦の問題は後回しにしましょう。

 

 今は、昔から言うところの、嫁と姑や舅との関係が{二人の別れ}に関連している場合も多いのです。

最近は、結婚しても嫁が主人の親とは一緒に住みたくない、などと言うケースが普通になっているでしょう。

人間、長生きになって来ました。

嫁と姑や舅が一緒に暮らしていても、嫁が姑や舅から苛められるのではなく、嫁が姑や舅を苛める場合も多く出て来ています。

一方で、主人が、嫁の母や父と相性が悪くて、嫁にも嫁の親からも両者から苛められる事もあります。

主人が心身ともに疲労困憊して、仕事も出来ずに落ち込んだりで就労不可となり、嫁や嫁の親からも{別れ}を告げられる場合もあります。

「出て行きなさい」、「帰らないで良いよ」、なんて言われてしまいます。

夫婦のうち、一方が自殺までしかねない事も生じて来ます。

 

{別れ}には色々な原因があります。

家族の病も、原因は数多くあります。

<<家族・親子>>家族の病(2)

2007 年 4 月 7 日 土曜日

 家族の崩壊にも、色々な過程があります。

見る方向性を変えますと、家族の内側から崩壊する場合と、外側から崩壊する場合があります。

 まずは、外側からの崩壊を見てみましょう。

外側からの崩壊は、先述しましたが、天変地異・戦争などがあります。

大変です。

家族の中の一人が欠けてしまうだけではなくて、一度に複数の人達が居なくなってしまう場合もあります。

或いは、家族の中の一人の時もあります。

それも親から欠けたり、子供から欠けたり、などと、どちらにしても悲しい出来事ですね。そんな、家族には耐えられない程の<嘆き>が訪れるでしょう。

 また、不意に知らない外的他者から犯罪などを起こされる場合もあります。

或いは、飛行機の墜落事故や自動車事故などに巻き込まれてしまう場合もあります。

不測の災難などにより、命を落としたり重症を負ったりする場合もあります。

家族の別れが不意に迫って来て、現実の別れになってしまうのです。

両親、又は片親でも、就労していると勤務先でも仕事に差し支える場合も出てきますね。

そうすると、家族の崩壊につながって行きます。

親の消失が先になった場合では、残された子供達の行き先ですね・・・。

片親が残ったとしても、子供達に与える影響は大変な境遇がやって来るでしょう。

残された子供達は、残った片親の会話や行動など、その心次第で、随分と多大な影響を及ぼします。

 父親が残るか、母親が残るか、で、違って来ます。

子供達は、生い立ちを抱えながら成長して行きます。

彼等が大人になった時に、彼等の無意識や潜在意識に残された心の葛藤が、格別に彼等の人生で<何かにぶつかった>時にですね、深層心理の深い所から現在意識を強迫して来ます。

生い立ちから、人は自分の眼前で何事が起こっても、マイナスのイメージでその時の事実を受け取る事が多いです。

プラス思考で受け止めていれば良いのですが・・・・それでも、人生で成功していても、何らかの心の葛藤は滲み出て来るものです。

可能であれば、人間は健康で、人間社会が平和であれば最良でしょう。

 

ですが、平和ボケも人間に余分な歪な心を引き起こします、大変です。

<<家族・親子>>家族の病(1)

2007 年 4 月 6 日 金曜日

 {家族とは、何か????}から、始まることになるでしょう。

家族と、簡単に説明するならば、親子・兄弟・夫婦、などの関係からなるものでしょう。

また、戸籍に入っていることも条件ではありましょうが・・・。

学校に行っている間や、若い人達が就職で遠方に出た時、医療上には健康保険証が必要となります。

一時的に、戸籍から離れて住所を別にする場合もあるでしょう。

 

 前置きが長くなりましたが、これだけは説明をしなければ仕方が有りませんでした。

 

 人は、親の元で赤ちゃんとして生まれてきます。

人間社会の一部の、いや、人間の一部の屈折した心によって、生まれて来る予定だった人が、明るい世界に出る前に別世界へと追い出されることもあります。

 男性と女性が一緒に住んでいても、本来的には家族と言いません。

結婚していなければ同棲になります。

同棲は家族ではありませんが、長年月に渡り一緒に住んでいると、何だか家族の真似事ではありますが、一応、家族と言える場合もあるでしょう。

厳密に述べるならば、同棲生活が長く続いているだけの事かもしれません。

同棲生活であっても、長く続いた場合には、色々と法律的にも何らかの権利が発生して来るようですね。

 

 この地球上では、人間の様々な生活があります。

発展途上国では、病気や食料飢饉のために、家族の中の子供達が赤ちゃんや幼児期に亡くなってゆく場合も沢山とあるでしょう。

戦争中の国では、どうしようもないほどに災難に巻き込まれてしまいます。

家族生活を送っていても、無理矢理に引き離されてしまったり、攻撃に巻き込まれて死んでしまい家族から離れる、分離されて消えてゆく場合も沢山と生じていきます。

家族の存在意味にも関わってきますね。

 天変地異は仕方がないにしても、地球上(当方から見れば、地球は宇宙の中の一点の砂粒、本当に小さな一つの星なのです。)での戦争を中止する方法なないかと考えますが、それぞれの人間が自分達の欲望を満たさんとエゴイストのまま生きています。

今、どうしてこんな話をしたかと言われれば、戦争などは、家族を破壊させたり消滅させたりもする、と言う意味で此処で伝えたものです。

 

 人間の本性って、恐いですね。

ある人が言っていました。

1人殺生すると<犯罪>だが、10万人殺生すると<英雄>だとか・・・。

最近は戦争で人間への大虐殺は、今のところ報じられる回数も少ないですが・・・・。

家族は、家族の中から、親と子と祖父母と孫などの関係で崩壊する場合、そして、貧困や戦争、自然の掟で崩壊する場合が有る事も沢山とあります。

<<家族・親子>>「子育て・親の責任」(5)

2006 年 5 月 13 日 土曜日

 人間世界において、親が子供達を立派に育てようとする事は極自然の事ですね。

親は、自分の成長過程の中で親なりの人格と人生観を持ちながら、或いは、自分の親から超自我として<植え込まれ>育っています。

人は誰しも無意識的ですが、自分の生い立ちの過去の中、心の奥底に{葛藤}を持ちながら育っています。

また、生い立ちの過去の心を解決しようとして、俗世間を過ごしていると考えても間違いない様です。

勿論、自分の過去を振り返って、自分の潜在意識と無意識を知っていなければ、人間の心の本質について理解できないでしょうが・・・。

当方が長年月に渡り「心理療法」に関わって来た結果、そう思われますし事実の様です。

 

 親の教育方針通りに子供が育てば<立派>ですが、案外と裏目に出る場合もあります。

親が“子育てとは何か”に早く気づいて考えなければいけない事もあります。

親が大人になり、自分の思いを果たせなかった事柄を自分の子供に託す場合は多いですね、全てがそうだと思って良いくらいです。

時には、親の思い通りに育ち、子供が親を超えている(人間社会で俗に言うところの地位とか名誉)場合も結構とあります。

親は「立派な子育てが出来た」と、子供に対して羨ましく感じる程です。

ですが、世間から見ても立派に育った、また、地位や名誉や金銭を得ている、と認められた人達でも、やがて、歳月を重ねて年老いて行く過程において、当人が幼い成長期に<我慢して来た心の内側全て>を、しっかりと確認しておいた方が良いでしょう。

どんなにお金を貯めることが出来たとしても、また、名誉やある地位に辿り着いたとしても、成人してから残りの人生で、生い立ちの心が自分を引っ張って、結構と悩む場合も多いみたいです。

俗に、トンビが鷹を産む、鷹が鷹以上のものを産む、鷹がトンビを産む、トンビがトンビ以下のものを産む、鷹がトンビ以下のものを産む・・・などと表現しましょうか・・・。

時には、先天的障害を除いた上で、普通に生まれて来た子供が世間の中で成長出来ない場合もあります。

 

 今の世の中、格別に肌の付き合いが減った現代です。

科学や技術などは各専門分野で発達したと言われながら、人の心は<対人関係の適応と環境への適応>に、益々と遅れを取るばかりではなく、むしろ退化している様にも感じてきます。

どんなにお金を貯めても、地位・名誉・名声が得られたとしても、自分と親との心の関わりだけは、過去を見詰め直して再解釈できている事が重要でしょう。

「子育て」のためにですね・・・。

 

 例え自分が有名になったとしても、財を成したとしても、自分の子育てには結構と注意が必要だと伝えておきたいと思います。

過去を見詰める「インターネット心理療法」を受けておけば大丈夫です。