‘インターネット心理療法’ カテゴリーのアーカイブ

<<インターネット心理療法>>追加編(5)

2006 年 10 月 27 日 金曜日

 子供の心・性格などに問題が生じた時には、親は問題を抱えた子供を治そうとします。

唯、子供を治そうと考える時に<子供だけを治そう>と考えないで欲しいのです。

世間の親が何時も考える事は、親は一生懸命に育てた(現実には、親の虐待の場合も沢山とあるのですが、・・・気づきません・・)ので、子供が悪いのだと!!!、親は悪くないと!!!!

だから、子供の心・性格を治そうと頑張りますが、殆どの場合で<失敗>するでしょう。

 子供の問題会話や問題行動、即ち、登校拒否、非行、万引き、引きこもり、摂食障害、慢性頭痛、目眩、疲労感、頚背筋痛、腰痛、動悸、慢性腹痛、下痢、過換気症候群、タバコ依存、シンナー依存、などなど、多彩な心身症、神経症なども、{親の因果}を引いています。

結論を申し上げますと、子供に様々な問題が起こった時には、問題を起こした子供が悪いと思わないことが、親にとっては本当に大切な事実だと知って欲しいのです・・・・。

 

 子供さんが「インターネット心理療法」を受けている、一生懸命にやっているのを、親が知っている場合もあります。

しかし、子供に向かって親が言葉を投げかけます。

大変なのは、<まだ、治らないのか?>、<早く治せよ>、<お金がかかる>などと、子供の心に<急がせ>てプレッシャーをかけるのです。

「インターネット心理療法」は、病院や心理療法所に行くより遥かに安価の筈です。

子供の問題は親が{因}ですから、親に対して<葛藤を持って>います。

親から<急がされる>事自体が、また、子供へストレスとなって余分な<葛藤>を増幅させるので、親は暖かく見守ってやって欲しいのです。

 

 それから、子供が<心の治療に動いてくれない>場合では、親から先に心の勉強をする事、これしかありません。

親の心理療法が重要なのです。

子供の<心を理解して>あげるために、親が心の治療を受ける事ですね。

“何故だ”と、立腹されるでしょうが、親が<体験すれば>直ぐに理解できる事なのです。

親が自分の子供に対して、もう少しでも子育を育てる過程で<注意をしておいたら>良かったけど・・、などと思って理解してくると、その親の心が子供に伝わって行きます。

社会適応していない子供達は、皆が誰も自分の親の様子を詳細に眺めています。

親は、自分をどう見ているのか、物凄く気づかっています。

親が子供を叱る度に(叱り方もあるが・・)、多くの場合で「子供の心は潰れます」ね。

 親から「インターネット心理療法」受ける必要があります。

<<インターネット心理療法>>追加編(4)

2006 年 10 月 25 日 水曜日

 昨今は、大変な世の中となりました。

科学や技術が発達したと言いながら、社会情勢も随分と変化して来ています。

{核家族化}ですね、配偶者の遠隔地への単身赴任、人間社会を生きる上で会社関係や仕事上の件で、親・子供達・配偶者が否応無く離れて就労する事などもあります。

一方で、子供達の{遊び}はテレビから始まり、テレビゲーム、パソコン、携帯電話などと、めまぐるしく変化して来ています。

 幼い時から、他人と遊ばないでも自分の心を慰めてくれる品物、或いは、好みの動物なども案外と自分の側に置いておける時代になっています。

 

 幼少時期から、自分の口を開いて自分の心の中味を発言していく習慣を<身につけて>おかなければなりません。

格別に、小さい頃から子供達が自分の親に対して、平常心で言葉を発する習慣を心得ておけば、成長して大人になる過程でもあまり大した{問題は起こらない}筈ですね。

これも、親が嫌いであれば、親には、子供は平常心で発言出来ません。

子供の時代から、独りで遊ぶ道具が沢山と出来たところは人間の心にとって大変な<重荷を背負って>生きる事になります。

 家庭内でも、子供に遊び道具を買ってやらなければ、逆に子供は<自分の親は、自分の友達の親と違う>などと、心が捩れてしまいます。

と言って遊び道具を与えれば、無我夢中になって親や友達との<肌で付き合う>心を失って行きます。

{自己愛型人間}になってしまいます。

 

 自分の心を、最低限でも生きるための心・性格・人格に作り上げておかなければなりません。

成長して、人間社会、世の中に家庭から出て行く段階で、それなりの人間適応・社会適応できる精神状態を前以て自己創造しておく事なのです。

 自分の眼前の遊び道具や、肌で触れ合わないで、眼前で人の姿を見ないまま話やメールのみなどで幼い時から育っていくと、大人の社会に出た時に適応することが困難になるでしょう。

{自己愛型人間}ナルシストとも言われます。

自分以外の他者を愛する気持ちを持っていないので、心の葛藤は大変に溜まります。

自己愛型の傾向が強すぎると、どちらかと言えば人格的には<二重性>に見える会話や行動も見られます。

所謂、凶暴性を露呈し易いです。

{自己愛型人間}は、必ずしも全ての人が携帯電話やパソコンなどにより、なってしまうものだけでなく、幼い時の母親との関係も非常に強いものが有ります。

<<インターネット心理療法>>追加編(3)

2006 年 10 月 23 日 月曜日

 悩み苦しむ人達に対しても、随分と面接や直接に心理療法をやって来ました。

メールの悩み事相談が来ます。

直接に電話がかかる事もあります。

「不安で、自分の家から出られない」などと、メールも来ます。

「今から家を出たいので、そちらに宿泊させて下さい」などとも、メールや電話があります。

 要するに、自分の家に居たくないのです。

それは、詰まるところ親が嫌いなのです。

親が好きなら、子供の時から<食にもありつけない>状況で、「家を出たい」などと言う子供は居ませんね。

 子供、いや、大人でも(心は子供の人が沢山と居ます)今住んでいる所が嫌いだから、何とか自分を預かって欲しいなどと頼まれればですね・・・そんな事なんて、当方では簡単に引き受ける能力と充分な余裕は持っています。

しかしですね、親の知らない間に子供さんを当方で預かると、警察での事件にもなったりします。

そんなこんなで、引き受けたいが事情や背景に注意しながら関わって行きます。

 

 昔から「親の因果が、子に報い」などと、素晴らしい言葉があるのですが、世の親達は<なかなか理解>してくれません。

「子供の問題は、親の問題」なのです。

この事については、親が自分の心の世界を散策する体験を持ってくれないと、どんなに口で説明し助言しても、役立たないので、本当に人間の心って大変です。

親に向かって説教したとしても、立腹さえしても有り難いなんて考えもしません。

 

 医学そのものは、それなりに随分と進歩していると考えます。

しかし、精神医学も心療内科の医学も“患者さんを治してあげる”と言う観点からすれば、全然と進歩していません、ね。

人は、何故{心の世界}を勉強しようとしないのでしょうか・・・?

人対人の心理学、人間学、などは人生で一番に大事だと考えます。

人は、人生を独りで生きる事は出来ません。

誰かと一緒に過ごすのです。

人間がいるところ、家族、集団、社会があります。

人対人の<心の交流>が絶対に欠かせないのです。

自分以外の他者と、どれ程に<心を交流>して、仲良く遊び、仕事を出来るかでしょう。

仕事となれば、どうしても同業者とは仲良くもしなければいけないし、眼には見えないところで<心身ともに>競争の心が働きます。

{生存競争}の言葉もあり、どれほど自分の心を使えるかです。

 

 「インターネット心理療法」で、<心を磨き>ましょう。

<<インターネット心理療法>>追加編(2)

2006 年 10 月 20 日 金曜日

 本当に、沢山と心の問題でメールが来ます。

色々な治療法、心理療法など受けて来たが治らないで悩んでいます・・・、などと『相談』が入って来ます。

 以下に例をいくつか挙げてみました。

「うつ病で数年、十数年も悩んでいます・・・」

「仕事にも行けないで困っています・・・」

「家で閉じこもった状態です・・・」

「家の中で、夜になると“大声を出して”どうして良いか分らない・・・」

中には「うつ病で就労できずに、会社を辞めてしまった・・・」といったものもあります。

また、「神経症や心身症などが治らない」など・・・。

 

 親からのメールでは以下の相談が多いです。

「子供のうつ病を治してやりたいが、随分と薬は服用している、それでも症状は良くならない・・・」

「自分の子供が登校拒否している・・・」

「非行で家に帰って来ない・・・」

「学校で暴力を振るう・・・」

「学校でいじめにあって困っている・・・」

「学校を退学したまま、引きこもっている・・・」

「子供が変な宗教に嵌まり込んで、学校も仕事も辞めてしまった・・・」

「拒食、過食と嘔吐、など患っているが、病院を何ヶ月も入院と退院を繰り返している・・・治らないのだろうか・・・、点滴やったり・・鼻経管栄養などもやっている・・・」

シンナーなどの薬物関係の悩みもあります・・・。

 中学生や高校生や大学生などからは

「学校が面白くない・・退学したい・・」

「自分で自分の進路を決めたいが、親が認めてくれない・・・」などです・・・。

 

 面白いと言ったらいけないのですが、子供が真剣に悩んでいるのに親が全然と相手にしてくれずに、子供は悩み続ける・・・。

子供の悩みに親が全くと相手をしない場合、治療者としても大変に困るのですが、駄目な親が時折にいらっしゃるので心理士としては非常に悲しい思いもする場合があります。

 

 子供の心理療法ですね・・・。

大人になっても“子供の心のままの人”が沢山いますが、心の成長には親の子供への心の理解が物凄く大切です。

しかし、この事実を知らない親が多いので心理療法士としては、本当に苦労する場合があります・・・。

中には、子供が悩む場合、親に内緒で『悩みの相談』をメールされる場合があります。

 子供の『悩みメール』を親は理解してあげて下さい。

<<インターネット心理療法>>追加編(1)

2006 年 10 月 17 日 火曜日

 世の中、随分と変わりました。

病院や心理研修所に直接に出向いて行かなくても、{心の病}を治せるようになりました。

「インターネット心理療法」が出来ましたから・・・・・。

 

 今の日本では、本当に<人の心>を理解してあげる事が出来る場所は少ないですね。

それと“一般の皆さんの考え方を少しだけ変える必要もある”と確信しています。

勿論、医療者が心の病に対して、充分如何に対応するかどうかを知っていないと駄目なのですが・・・。

 多くの医療者は、症状と薬だけ・・・、心を理解してくれません・・・。

医療の世界では、病気は即“薬”の投与ですね。

心の病気についても“薬”なのです。

 

 当方は、誰をも非難したり、どんな環境をも非難したりする心は全くありません。

唯、唯、人の心の真実だけは述べてみたい、そして、人間は誰しもが自分の心と体については、満足して納得できる人になっていて欲しいと考えます。

 若年の間は、人の心について充分に知ってあげる事も、自分の心について知る事も出来ないでしょう。

それなりの年齢を重ねた人達も{心}については勉強していません。

勿論、心がどんなに健康でも年老いて行く事は仕方ありませんが・・・・。

人は誰しも人生を生きる上で、どんなに賢くても偉くても、少なからず{劣等感}や{心の葛藤}は持って生きる様ですね。

自分は「劣等感などは持っていない」と言いながら{優越感}を持っているのです。

{優越感}を持つ事は、{劣等感}を持っているのです。

自分が気づいていないだけです。

人は人生を悩んで生きます。

今悩んでいないと言っても、その人の未来では<艱難辛苦>が待ち受けているものです。

そう、確かに悩まない人もいるでしょうが、終末が訪れて<黄泉の世界>に旅立つ時が来れば、先ずは悩むでしょう。

 人は新生児や乳児から既に悩んでいるものでしょう。

唯、その頃の記憶を自分で辿ることは困難ですが・・・。

それでも小学生5~6年生になれば悩まない人にはなれますね。

はたまた高齢者になっても人生を悟ろうと思えば悟る事は出来るのです。

 

 当方、<人間の存在って、何だろう>、<自分って、何だろう>、<悩まないで、人生を生きる>、<人生を、幸せに生きる>、<真実なる自己って、何だろう>、などと随分{人間の心}を勉強してみました。

最終的に、人は悩みを抱えている時、どんなに良い助言や注意や説教をしても『聞かされた人は立腹する』という事が結論でした。

多くの人達は「助言して欲しい」と言います。

しかし、これが役立たないのですね。

 

 「インターネット心理療法」は確実に役立つでしょう。