‘いじめ’ カテゴリーのアーカイブ

<<いじめ>>いじめと自殺(2)

2006 年 11 月 13 日 月曜日

 子供達の間で、{いじめ}などの問題、或いは、どんな事柄の{問題}にせよ、表面化して来たときには、先生が一人で解決しようと考えない事であろう。

他の先生に相談をしても“解決の糸口が見えない”と言ったところでもあろう。

 

 文部科学省や厚生労働省の人達の考え方にも問題が有るのではなかろうか!!!!そう思わせられる。

学校の教育、医療の現場では、人の悩み苦しみを世話する事に無力である。

考え方によっては、政治家や官僚が<どうなのだ>とも言えそうだ。

彼らはそう、人間の心の問題に触れた教育もしないし、また、医学生にも<心の教育>をしない。

我々が若い人達に<心の問題を教えても>全くと、通用しないものでもある。

若い人達の心の問題でもあるが、聞く耳を持たないから・・・。

 

 人は、「人生とは、何か」、「自分とは、何か」、「自分の心の動きは、何処から来るのか」、「自分の存在とは、何か」などと、先ずは疑問を持ってみる事が必要であるが、多くの場合“自分には関係ない”と考えている。

人が、今考えている事柄は、全てが自分の過去の心の<致すところ>である。

誰でもが、自分の過去の心を調べると、自分の心と会話と行動が見えて来る筈である。

人間は全ての人達が、自分の過去の心に動かされている。

過去の心が現在の心を作り、現在の心が未来の心(未来を如何に生きるか・・)を作りあげる。

本音と建前の理解できない先生達、沢山の大人達もいる。

 当方も、ある意味では、本音と建前、無意識や潜在意識や顕在意識などについても勉強するまでは、理解できない人間の一人であった。

自分について「情けない悲しい一人の人間だった」と、自覚した体験がある。

「どうして早く心の学習に気づかなかったのだろう」と、考えた事もある。

 

 どうしようもない人達が、たまに見られる。

実際には、立派で有能に見える人だが、ちょっと観察していると直ぐにその人の性格というか人格が見えて来る。

時には「前だけ向いて生きて行くが、良い!!」おまけに「過去を振り返らないで」なんて言う、大変な人達が居るものです。

この様な思い上がった人は、周囲の人達を限りなく傷つけておきながら、気付いていない。

 自分の心の傷つき具合も知っておかないと、他者の心の傷つき具合も知る事ができない。

 科学や技術や学問は、人間にとって確かに大事である。

だが、もっと大切なものは{人間学}であろう。

自分、家族、社会、人間世界とは、何!!!。

 

 自分一人では、絶対に世の中で生きて行くことは出来ないのである。

<<いじめ>>いじめと自殺(1)

2006 年 11 月 9 日 木曜日

 {いじめ}による、また、{いじめ}られて<自殺>などが世間で流行している。

マスコミの報道にも、少しながら影響はあるものと考えられる。

当方、マスコミの報道が悪いと言っているのではない。

当然の事ながら、マスコミとしては<報道すべき>ものであるのかも知れない。

<良い>とか、<悪い>とか言うのも、立場を変えればどちらとでも言えるもの。

 

 当方、25年来に渡って{心理療法}特に「カウンセリング」や「内観療法」などで、個人的に人の心に関わって来た。

登校拒否、いじめ、非行、校内暴力、校外暴力、シンナー、各種心身症、各種神経症、うつ病、引きこもり、などなどにしても、それなりに明確な「因」があるものである。

「因」とは、矢張り、どんなに考えても{家族の病}がある。

子供達は、親の因果を引いている。

昔から、「三つ子の魂、百まで」、「親の因果が、子に報い」などの言葉がある。

 

 最近のマスコミの報道では、親と子の問題を抜きにして、学校の状況ばかりを報道しているのが現状ではなかろうか・・・。

勿論の事、学校の先生達の中にも<身体は大人になって、学校で教育の仕事をしてきても>、ある年齢になってくると、案外と幼児帰りしてしまう方も居られる。

表面には見えない程度の人格障害を持ったまま学校の先生になって、心の未熟なまま教員生活を続けている人達の何と多いことかと感じている。

子供達への注意の仕方が分からないし、言葉の暴言・暴力を現実に投げかける先生達も多いと思わされる。

 この先生方、いや、全ての先生方と言っても良いであろうが、生徒含めて他の先生や他人の気持ちが解らないのである。

もっとも、無理もない事であろう。

人間は、自分の心が理解できていないと、自分以外の他者の心も読めない。

先生に限らず多くの人達は、自分の心は<正常だと思って>いる。

心が異常で未熟であっても、自分の未熟さを理解できないから本当に大変である。

臨床心理士&心理療法士として、申し上げたかったことである。

 

 いじめ、その他の事件にしても、とにかく学校の先生達の中には本当に未熟な人達が居られる事だけは述べておきたい。

当方の子供達も、随分と学校の先生に<言われなくても良い事までを、心に釘を刺される言葉までを投げかけられて>いる。

当方、あまり賢くもないから、“心の世界”・“人の心”を勉強せざるを得なかった事実がある。

自分が未熟だと認めない人達には、心の進歩は無いであろう。

学校の先生達へ、もっと自分の心を学習して欲しいと苦言を呈しておきたい。

 

子供達の悩みの心の原点を知るために!!ですね。