世間の多くの親達が、当方に尋ねて来られる。
自分の子供達について、親が<心配>して来られる。
だが、不思議な事がある。
殆どの親、母親も父親も、自分達は悩みは<何も無い>と、言われるのである。
まあ、世間の家族・親達は、殆どが意識的には<そんな状態>なのである。
真剣に子供達を治してあげるために、親はどういう風に・如何に変われば良いかと、質問される場合は本当に少ない。
「親が変われば、子は変わる」と伝えても、「子が変わらなければ、親は変われない」と、こんな風にあっさりと言われる親が居ます。
どんなに、当方が{親が変わらなければ・・・}と伝えても、親が当方の助言や意見を全く<受け入れよう>としない。
そんな中で子供達に事件が起ると、怒り心頭で『誰々が悪い』と、狂ったように相手を<マクシタテル>のである。
この{論壇}で先述しているが、学校の先生の中には、どうしようもない程に未熟で人格水準の低い先生方も居られる。
当方も、そんな先生に出会って悲しい思いをした<過去>がある。
しかし、そんな先生達ほど「人生とは、何か??」、「自分とは、どんな人間か??」、「自己とは、何様??」、などと<しっかり学習?>して欲しいと願う。
どういう状態であれ、子供達に問題のある会話や行動などがあれば、子供達の親に問題がある事くらいは知って欲しいと思う。
今は、俗世間の心、{親と子}の問題を常識的な範囲で説明している。
親達が、自分達の眼を自分から外界へ向けている間は、自分の心を悟れない。
自分の眼を、自分の内界に向けてみないと何も見えて来ない。
何度も述べているが、とにかく不思議な事は、子供達が悩みの<ドン底>に居ても、親は悩み苦しみを全く持たないと自己主張される場合があまりにも多すぎる。
もう少し、親と子供の因果関係、親と子の心の{絡み具合}を勉強して欲しいと思うが、世の親はなかなか勉強してくれない。
未熟な人が多いのは学校の先生に限ったものではない。
全ての人間、幼い人格者は居るものではある。
今は、学校での<いじめ自殺>について話しているので、正直なところ学校の先生も問題はあると問題提起をしている。
家族である親にも、責任はあると問題提起しておきたい。
「根っ子は、親と子の心の絡み具合」であろう。
親と子の{心の絆}、{信頼関係}が大切である。
子供の本音で、親が大好きだと言われる親でありたいものだ。