<いじめ>については、要するに{家族の病}が原点にある事を、学識者も教育者も一般大衆も、皆誰もが<その事実>を知るべきである。
だから<いじめ>を解決するためには{家族の病}を治すのが一番に早いと断言する。
大変なのは、人間という生き物・・・、本当に大変な生き物だと感じて仕方がない。
好きで結婚して家族を形成したものの、家族によっては、子供が誕生しないうちに<崩壊>して行く事もある。
結婚して子供が出来てからすぐに離婚・・・などもある。
離婚までしなくても、家庭内離婚は案外と沢山あるだろう。
家庭内離婚が他人には見えなくても、母と父が演技しながら子供に対処していても、また、演技しながら子供を可愛がっている積もりでも、夫婦の<ちょっとした諍い>は子供達に伝わっていく。
それほど子供達には、親の会話や行動や心の動きが、知らないうちに記憶の中に、子供達も意識しないながらも、大脳の奥(海馬)深くに刻み込まれて行く。
親達や子育てをした人達も、心の専門家ではないので、親と子の{因果関係}については全く理解できないであろうが・・・。
本当の子供達の心を知るためには、親達も自分の過去を振り返る事、また、子供と自分の血縁関係が無くても、矢張り、育てた人もすべて自分の過去を調べるべきである。
何故なのか?であるが、全ての人間の会話・行動・心は、自分の過去の心に操られている、と言っても過言ではないからである。
<過去の心を知る事>が、大切である。
「過去の心における、親と子の心の和解」これしかないし、そうでないと心の平安は得られない。
<いじめ>られる子供達、<いじめ>る子供達も、自分達の過去の心に強迫されて行動や会話なども、動かされているのであるから・・・。
マスコミ報道などでは、<いじめ>られる子供達を守る事だけを議論などしている。
人間社会を生きる子供達も、人間世界の最低限のルールは知っておかねばならない。
<いじめ>に関わっている子供達への、積極的なアプローチはあまり論議されていない。
そんな子供達の親が、周囲の助言を素直に<受け入れない>ところが大変であろう。
当方の体験より、子供達の親が体験してくれれば事は上手く運べるものである。
最終的に、親が自分の過去を見つめる{心理療法}を受けてくれない時、問題は残る。
<いじめ>られる子供達の心の葛藤は消去されないから!
<いじめ>る側の子供達を、法律で罰するべきかどうかの問題は慎重でなければならない。
子供達は全て、親の態度に左右されるであろうし、法律までは触れさせたくないが・・・?
何処まで親が協力するかが分岐点である。