‘いじめ’ カテゴリーのアーカイブ

<<いじめ・自殺>>自殺問題の件(大津市)について

2012 年 7 月 11 日 水曜日

松永 清美 記載  「「自殺問題の件」」
 大津市での「「出来事」」について、コメントを入れてみます。
少し難しくなるでしょうが、御免なさい。
 子供達の「「自殺」」も、大人の「「自殺」」も、彼等の{{生い立ちから~~成長する過程}}の中で{{こころ}}は形成されてきます。
特別に大事なのは、親と子の「「信頼関係」」が明確に形成されていたかどうかが、分岐点となります。
昔から、有名な言葉で、「「親が変われば 子は変わる」」、などと言われていますが、現実に、全く、その通りですよ。だから、今度の、子供の自殺についても、子供と親の{{こころ}}が良好につながっていたか、どうかが、最大の重要な{{キ―ポイント}}ですよ。また、大事なのは、学校の先生方も、眼前で問題が起きると{{逃げてしまう}}のですよ。学校の先生方は、子供達の{{こころ}」を理解するためには、先ずは、己の「「こころ」」ですね、特別にですね、自分の「「潜在意識」」と「「無意識」」の世界を明確に知っておくべきなのです。そうする事で、子供達の{{こころ}}の問題点は明確に気づいて、どうしてあげれば良いのかが理解できますよ。
一番に大事なのは、子供達(いじめの側も、いじめられる側もですね)、子供達と一緒に親が「「内観療法」」を受けるべきなのです。
自分達が、「「心理療法」」を、誰もが体験しておくべきですよ。
そう、大事なのは、「「深層心理」」の中での{{こころの絡み具合}}を確認して、自分達の「「真実の深層心理」」を知っておく事なのです。
今回の大津の事件などは、その他の場所の何処で起こった事件でも同じですがね、親も子供も、いじめの側も、いじめられる側も、学校の先生方も、{{こころ}}だけは、勉強しておくべきです。
また、読書で{{こころ}}を勉強しても、頭でのみ理解で終わるから、役立ちません。
それに、読書では、真実なる己の「「深層心理」」は、全然と見えませんからね。
必ず、自分の{{生い立ちから~~現在に至るまでの、過去こころ}}を確認して知っておくべきなのです。
そうしておかないと、自分の眼前で起こる事件の解決は、困難ですし、100%解決は不可能でしょう・・・当方の30年来の「「心理療法」」からの親と子の{{こころ}}や自殺・うつ病・登校拒否・いじめ・非行・暴力・人格障害者、などなどのへの対応についての意見を、皆様方に伝えておきましょう。
マスコミも、勉強していないので、大変ですよ。
10数年前の事件で、即座に、私の眼前にマスコミ=テレビが四社ほど尋ねてきました。翌日だったので、詳細な私の意見は少しながら、控えざるを得なかったのを、記憶しています。

今回の事件は、みんなが悪いですよ。勉強していませんからね。
{{こころ}}の絡繰りなどについては、全く、無知ですよ。
また、カウンセリング(心理療法)では、明確な自分の過去の{{こころの絡繰り}}が見えませんよ。
内観療法&内観法で体験すれば、真実なる({過去のこころの絡繰り})は見えて来ます。
その事で、他者の{{悩み}}や({辛い事柄})なども、理解できますし、如何なる方法をすれば最良かを充分に自分の力量と実力として溜め込んでおく事が可能です。
例外もありますが、親が{{こころ}}の病気で悩む場合では、「「子が変われば 親の{{こころ}}も変わりますし改善」」しますね。
子供が悩む場合では、「「親が変わる事」」ですよね。
そのために、今回は、いじめられる子供と親の「「内観体験」」、また、早めに、いじめる側の子供と、その親の「「内観体験」」が必要だった筈ですよ。
最後に致しますが、学校の先生は、必ず、「「内観体験」」をしておいて欲しいです。
自分がカウンセリングの体験をしただけでは、他者を救う事は不可能に近いです。

難しい事柄を、記載しました。
恐縮です・・・・・。

メンタルヘルス研修所  医師&心理士 松永医院 松永清美 記
({追伸})。
{{パソコンで、{{メンタルヘルス研修所}}でクリックして下れば、私が記載した150万字の中に、{{親と子供}}の項がありますので、参考にして下さいませ。}}
メンタルヘルス研修所で検索、1頁の1番で出ます!!!!。

<<いじめ>>いじめと自殺(21)最終回

2006 年 12 月 26 日 火曜日

 本題において、幾度か{懺悔}と言う言葉を使いましたが{この言葉}を仕方なく使用せざるを得ませんでした。

 

 一般的には、多くの人達は自分の心を全く知っていないと言っても過言ではないでしょう。

当方に来院、来所される人達には、直接に心理療法で対処している<関わり状況>から見ていると、本当に大変な心の世界があるものです。

「本当に、お父さんもお母さんも悩みは有りませんか?」と、聞いても<無い>と答えます。

息子さんや娘さんが悩んで苦しんでいても、母親も父親も「自分達には何も悩みは無い」と、言われます。

 

 そんな話を聞かされると、面接者としては<冗談ではないでしょ!>と言いたいのですが、現実に目前で「悩みなんか自分には全然と無いです」と、自己主張されると、面接者も本当に悲しくなって<何とも言えない>表現しようもない程に、悲しみを通り超えて<唖然とする>だけです。

 しかし、現実に子供達が悩み苦しみ<社会不適応>の状態だから、親にも{過去を振り返る}心理療法を受けてみて下さいませ、とお願いするのです。

 

 親が、{過去を振り返る}心理療法を受ければ、子供達の悩みや苦しみが見えて来ます。

母親も父親も自分の深い心、潜在意識と無意識の心の世界を充分に知っていないのです。

心の葛藤を沢山と抱えていても、それは心の深い場所にあるので、誰もがしっかり自分と向き合って<過去を振り返らない>と、心の葛藤は見えてきません。

 

 当方から、最後に“何を理解して欲しかったのか”ですね。

人間は誰しもが、自分は善人だと思って日常生活を生きています。

自分は真面目な人間だと、人から賞賛されて生きたいのが人の心というものでしょう。

日常生活でそんな風に思っていなくても、ふと質問されると<善人、真面目な自分>と言いたくなるみたいです。

ふと質問されて、「私は真面目な人間ではありません、悪人ですよ」と答える人でも、本当に具体的に悪人の証明を、しっかりと説明できる人達は少ないです。

 

 <いじめ>られる子供達も、その時点に来る前に大変な親子間の心の葛藤を抱えています。

<いじめ>る子供達も、その<いじめ>を始める時点の前から親子間での沢山の心の葛藤を抱えています。

両者の親達も<いじめ>に関連する問題が起こる以前に、過去の心の葛藤を沢山と持っていますが、この過去の心を知り尽くす事により、子供達に親から心の和解を開始するので、<いじめ>は消失して行きます。

親と子の<過去の心の和解>により、子供達も現在の心が平安となります。

<いじめ>の世界、{善}と{悪}の心の判断が出来る様になるのです。

 

 学校の先生方も{過去を振り返る}心理療法を体験・・・ですね。

自分自身のためにも!

<いじめ>の対処、全ての問題を理解できる筈でしょう。

<<いじめ>>いじめと自殺(20)

2006 年 12 月 25 日 月曜日

 自殺する人には、自殺する理由が有ります。

その根源的な理由は何か、と問い詰めていかなければ次の段階には昇れません。

<いじめ>られて自殺する子供達、その間で悩み自殺する先生方もいます。

何とも表現しがたい悲しみです。

 

 先述しているが、大切な事柄であるから再度伝えておきます。

学校の先生方も、心の世界を体験して自分の心を知っておく事です。

そうすれば、<いじめ>に対してもそれなりの対処方法が分かる筈です。

学校の先生方も、<いじめ自殺>に上手に対処出来なかったからと言って自殺すれば良い訳ではありません。

<いじめ>られる側の子供達だけを、そうならないようにと、他の生徒達と一緒になって対処しようとしても、本当の解決にはならないでしょう。

 

 <いじめ>られる本人と、その子供達の親も含めて、自分達の{生い立ちから~現在に至るまでの過去の心}を振り返って{心の再点検}をして貰っておく必要があるでしょう。

<いじめ>る側の子供達とその親達も、自分達の{過去の心}を振り返るべきです。

見えていなかった沢山の事柄が見えてきます。

<いじめ>られる子供達とその親と、そして、<いじめ>る側の子供達とその親も、お互いに子供達と親の間で、過去の心の{和解}が出来上がってきます。

皆に心の{平安が訪れて}来るでしょう。

過去の心から現在の心が圧迫されなくなるので、幸せな気持ちを感じるようになる筈です。

<いじめられる>、<いじめる>事件も、無くなって行くでしょう。

但し、両者の親が子供達の事件発生に{大きな鍵}を握っているので、どこまでも親が自分の心を知る事です。

 

 世間の人達は「自分の事は理解できるが、他人の事が分からな」い、とよく言います。

自分の深い心を体得できれば、他人の心を理解できるものです。

人は、自分の過去の心、潜在意識と無意識の心の世界を<旅しておく>事が、物凄く大切です。

 世の中には沢山の心理士も居ます。

自称心理士も、自分の母親や父親や兄弟姉妹との、心の{確執}が有ったのか無かったのかを点検しておく事は本当に大切だと信じて止みません。

 

 此の世に生きる方達へ、{無常観}を悟ってなどと言っても、土台無理であろうから・・・。

人は誰しも、それなりの{懺悔}できる人であって欲しいと常日頃から思っている。

若年者、いや高年者であっても、人格水準の低い人達では、彼等の親の{懺悔}が重要です。

そこまで辿り着かないと見えないでしょうが!

<<いじめ>>いじめと自殺(19)

2006 年 12 月 22 日 金曜日

 学校の先生方も、人間の心理をある程度でも勉強しておくことです。

<いじめ自殺>その他に、登校拒否、非行、シンナー中毒、心身症、神経症、うつ病、各種の異常会話、各種の異常行動、諸々の問題について少しでも解決策を勉強しておいて欲しいのです。

教育委員会なども、学校の生徒達や先生達に本当に役立っているのでしょうか?

 

 学校で、色々様々の問題が起こってきています。

この様な問題にはこの様な対処・・・、などと、それなりに不十分にしろ、解決策を試みてみる必要はあるでしょう。

何事も全てが100%完全になされて、100%の効果、結果が残される訳でもありません。

人間は自分自身の事や、自分自身の心や、自分自身の問題を知っておかねば大変でもあります。

 他人の心や他人の問題をも十分に知ってあげる能力を身につけておくべきでしょう。

 

 新聞やテレビの記者も、唯、外野席から事の{成り行き}を報道しているだけです。

彼等には、それが<お役目>なのでしょうけれど・・・・。

また、<いじめ自殺>の報道により、何とか自殺をしないで努力していた生徒までが、新たに<いじめ自殺>の道を選んで死んでいく場合もあります。

それはそれで仕方が無いのでしょう・・・。

 マスコミ報道の発達した時代であるし・・・人間とはそんなものかも知れませんね。

 

 学校世界、人間世界が完全無欠に物事や人の問題が、良好なまま進展する場合も無いでしょう。

だが、マイナスの問題が有る事に気づけば、何かの努力はするのが当然でしょう。

くどい程繰り返しますが、何かが有っても{知らぬ振り}をしておくのと、何かが有れば気づいて{改善に向けて努力する}ことは、全然違います。

出来るだけ改善に向けての努力はするべきではないでしょうか!

<いじめ自殺>の問題は、当方も簡単に解決できるものではないと考えますが、生徒達を<洗脳して>、周りで<いじめ>が有れば皆で<いじめ>を無くすように忠告しよう、なんて言っていますが、これらも<いじめ>られる人達への援護が主体であって、<いじめ>る人達の心へ直接に触れて、彼らの心を{良い方へ改善}させてあげるものでもありません。

まして、それを担任の先生だけで改善できるものでもありません。

教員室で話し合っても、簡単に解決できるものでもありませんね。

 

 異常会話、異常行動、などを起こす子供達は、必ず自分の親への{不満、不平、怒り、怨念、悲しみ、嘆き、孤独・・・}など、実に多くの心の問題を抱えています。

彼等も自分の心と向き合わないと自分の心は見えてきません。

親も、自分の{生い立ち}から{結婚}、{子育ての過程}をしっかりと振り返る事です。

でないと、真実なる出来事の経過は見えて来ません。

<<いじめ>>いじめと自殺(18)

2006 年 12 月 21 日 木曜日

 <いじめ自殺>について、話し記載しています。

どうしてここまで当方が拘ってブログに掲載しているか、です。

文部科学省、学校、先生方、親達、子供達を育てた人達、自称他称の学識者、マスコミ報道、などなどが、常に<いじめ自殺>を救う事ばかり考えている。

何故に<いじめ>ている加害者の{心の矯正}に対処しようとしないのか、<いじめ>ている人達については、全くとテレビやマスコミなどでも報道されていません。

どうして学校での<いじめ>を無くそうかと、<いじめ>られる側の人達だけを対象に議論しているから不思議です。

<いじめ>が起こらない様に、犠牲者が出ない様にと、如何にすればよいかというのです。

しかし<いじめ>る人達が居れば、<いじめ>は永遠に無くならないでしょう。

 

 子供達が<いじめ>に遭って<自殺>する事は本当に痛ましい姿です。

何度も述べますが、確かに、学校の先生方の不味い対応で、子供達の自殺の{切っ掛け}にはなっているでしょう。

家族やマスコミからも攻められている様です。

しかし当方、そんな学校風景・社会風景を冷たい眼で見ています。

 学校の校長先生方も、難題を抱えて時折自殺しています。

自殺する先生方も所詮気の小さい先生です。

自殺する先生は、自分の心の中で{心のトリック}を抱えているのに気づいていないのです。

もっと人間の心について学習していれば自殺しないでしょう!

人の浅い心、深い心、顕在意識・潜在意識・無意識の自分の心の世界を勉強しておくべきだったと思わされます。

 

 自殺したからと言って、学校、人間社会、世の中が平和になる訳ではありません。

人が自殺する事によって、家族や周囲の人達を、新たに別の世界の{心の葛藤}にまで引きずってしまう。

周りの残された家族や子供達に、一生心理的には迷惑をかけるし、心身の異常をも起こしかねません。

 

 勿論<いじめ自殺>の家族は被害者には間違いないと考えるが、常日頃家族の中では{親と子供達の間で心の葛藤}は無かったのか?です。

親と子が本当に上手に出来上がっていたとすれば<いじめ自殺>は起こりえなかったと思っています。

案外と親が気づかないところで、子供達は大変な心の葛藤を抱えています。

子供達は、心の葛藤を抱えていても親に自分の気持ちを伝える事は有りません。

親が、日頃から子供達の心の、聞く耳を持っていないのです。

 

 子供の雰囲気を親が察知する能力の有無の問題にもなります。