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<<劣等感>>「「劣等感」」2

2011 年 3 月 28 日 月曜日

 此の世に生まれて来た人間で、【劣等感】を持たないで生活している人は、滅多に居ません。

間違いなく、全ての人は「劣等感」を抱えています。

特別に、心の学習をして、人間の顕在意識~潜在意識~無意識の世界の心の「カラクリ」を知っている人は、「劣等感」は無いでしょう。

 自分の深層心理、「建前」と「本音」など、諸々の心を勉強しておく事です。

勿論、心を勉強すると言っても、小学2年くらいまでは、{心}について、特別に、自分の{心}を点検する事は難しいかもしれません。

当方の長年の【心理療法】についてから思う事は、「劣等感」を持たずに生きるためには、如何なる考え方が良いか、多くの人達に伝えたいためにこの【閲覧文】を記載しています。

 

 多分、小学3~4年生頃には、子供ながらに「劣等感」を意識して成長して来ると思います。

また、人の一生を左右するのが、個人的に「劣等感」をどのくらい抱えているかで、その人の一生が{楽しい人生}か{苦しい人生}かなどと、分岐点になってゆきます。

両親、いや、両親以外の人達から、育てられる子供達も沢山といます。

 小学校に入ると、もう、勉強が出来るか、どうかだけでも「劣等感」が湧いてきます。

勉強だけでなくて、運動会などでも、走るのが遅いとか早いとかで、運動神経が鈍いなどと、それなりに悲しくもなったりします。

いじめ、自殺など、小学校や中学校などでも、現代社会では<<問題になって>>います。

これらも、子供達の「劣等感」のなせる「業」です。

 

 小学生の頃からでも、自分の親の{評価}と他人や同級生との親の{評価}をします。

どうして、自分の親は、友人の親と違うのだろうなどと、考えます。

小学生では、まだまだ、明確な「神経症」とか「うつ病」などは少ないようですが、心身症は沢山と見られます。

勿論、小学生自身が、自分は「心身症」だと気づきませんが・・・・。

親に説明しても、理解してくれない親が多いです。

 純粋な「肉体的病気」は別にしておいて、殆ど全ての病気は、{心}と関連した病気です。

「劣等感」を持たずして、心身症や神経症やうつ病になる事はありませんですね。

唯、唯、「劣等感」故に、{病}が行動化されて顕在化する場合が、非常に多いです。

 

 登校拒否、非行、いじめ、不勉強、携帯メ―ルへの拘り、昨今では不確定の他人との携帯メ―ルでの{{やりとり}}、などに夢中になっています。

側から、どんなに助言や注意をしても、言われる事を<<守りません>>ね。

 当人達は、これが「楽しみ」でやっていると考えていますが、現実には、彼等の「劣等感」が、そうさせているのです。

「親への感謝」、「親への恩」を感じ取る能力のある子供達であれば、必ず、言われた事柄を守ります。

{{心}が一番に、人生で大切ですから、【心】を勉強しましょう。 

<<劣等感>>「「劣等感」」1

2011 年 3 月 26 日 土曜日

 一人の人間として此の世を生活するのに、「劣等感」を持たずに生きている人は居ないでありましょう。

全ての人は、必ず、「劣等感」を持ちながら日常生活を送っているのですが、唯、周囲の他者から見られていて、気づかないだけです。

 誰もが、自分の「劣等感」を他者から気づかれないように考えながら生きています。

お金持ちの人も、有名な人も、皆が同じ心境を持ちながら日々を過ごしています。

「お金が有れば」、幸せかと問われれば<<そうでは、ない>>と伝えておきます。

「有名で有れば」あるで、幸せかと問われれば、<<違う>>と伝えておきます。

 

 赤ちゃんとして生まれて、「劣等感」については多分に<<満2歳頃までには、親や周囲の人たちに植え込まれて来て>>いますね。

何故って、心理学的には、満2歳までに、「第1期の不信感の形成」と言われています。

その後からの諸々の心を「第2期の不信感形成」と言われています。

 人は幼い頃から、既に、「不信感」を蓄積していますし、こんな心が多ければ益々と「劣等感」も多くなってきます。

勿論、満2歳では自分の「劣等感」に気づかないし、そんな言葉の表現も出来ません。

誰もが幼い時から持っているのですが、勿論、そんな自分を判定する能力は無い訳です。

自分で勝手に泣いたり、不安感を表出したりの状況でありましょうが、一般のお母さん達には詳細な心を理解できません。

 

 生まれる前の前世についてなど、話す積りは全く有りません。

しかし、胎教ですね、母親の胎内に居る時から、赤ちゃんが随分と<<母親の心や行動や会話>>などについて、何らかの影響を<<胎児が受ける事は>>間違いないでしょう。

 胎内に居る時に、母親が興奮すれば<<血液の流れも違うし、心拍も異なってきます>>ので、胎児にも眼には見えなくても<<何らかの影響はうけます>>よ。

新生児として此の世に現れて来ると、今度は、誰がお乳をやるか、ミルクをやるかでもあります。

これは、乳児の間もずっと続く問題でしょう。

 

 誰が、お乳、ミルクを赤ちゃんに飲ませるか、どのくらいの時間までミルクを待たせるか、オシメの交換も、そうですが・・・。

赤ちゃんながら、心の葛藤を溜め込んでゆきます。

本当に幼い赤ちゃんの時期から、心の葛藤を<<自分の海馬に溜め込んで>>ゆきます。

ミルク、お乳、などだけでなくて、周囲からの声かけやスキンシップなどが無ければ、人として育ちませんからね。

 胎児、新生児、乳児、満2歳までに、既に、人の心には沢山の心の葛藤を溜め込んでいるのですが、無意識的であり、大人になっても「過去を振り返らない」と気づきません。

「三つ子の魂、百まで」、などと昔からの言葉があり、これは、満2歳です。