50歳前後になりますと、人生の半分を男性は、勿論、女性も寿命の半分を超えています。
通常であれば、自分の「死」を悟った時に、「劣等感」も消失して行きます。
所謂、「無常観」を悟ると言う事ですが、本来的に庶民が「無常観」を悟るのは大変に困難でしょう。
この世の中で最高に難しいのが、「無常観」を悟る事ですから、ね。
同期入社の人達と比較して、自分が出世しているかどうか、簡単に理解できます。
だが、出世したら、「劣等感」が消失するかと問われれば、「NO」ですね。
企業や大きな会社にしても、出世して<<自惚れて>>いたら良いものでもありません。
部下が悪い事をすれば、責任を取るのが、此の世の{習慣}ですから、部下が犯罪やそれなりの詐欺とかを起こせば、自分が退職までしないと、いけない場合もあります。
格別に、民間企業では、そうですね。
また、トップが悪い事をして、その下の人達が辞職しないといけない場合もあります。
官僚や政治家などでは、民間に比較して、トップが辞職する事などは、少ないようです。
大変に悪い、{習慣}です。
官僚や政治家は、お金を沢山と溜め込んでいる筈ですが、庶民の税金を自分達で好き放題に使用しています。
{{埋蔵金}なんて、昨今まで、庶民は何も知らなかった筈でしょう。
まあ、官僚や政治家の事は、ここでは別にしておきましょう。
人間の「欠乏欲」・・・大変です。
結婚しても、異性を愛し続ける人達もいます。
結婚してから、直ぐに、離婚などもあります。
最近は、女性が先に男性を愛し、離婚になったりする場合もあります。
男性と女性の関係については、結婚した以上は何時までも愛し恋し合って仲良く一生を過ごして欲しいとは、思います。
だが、50歳前後にもなると、人によっては、<<人生、何だろう??>>などと考え始める頃でもあります。
人間、常に、「青い鳥」を求めて生きていますが、必ず、自分の外側に「青い鳥」を求めているので、大変です。
「青い鳥」が,自分の手にはいらないので、心の葛藤も鬱積してきて「劣等感」も湧いてきます。
定年が、少し先の未来に近づいていますが、定年については、まだまだ、暫く、心の葛藤は起こらないでしょう。
しかし、子育てが終わったにしろ、現代社会では子供達が成長して親と一緒に住む事が少なくなりました。
何となく、「寂しさ」、「劣等感」なども、感じてしまいます。