‘病気の症状’ カテゴリーのアーカイブ

<<病気の症状>>不眠症(5)

2011 年 3 月 25 日 金曜日

 不眠そのものに拘って、なかなか眠れなくなります。

面白いのが、当人が眠ろうと考えると、益々と眠れなくなりますね。

これは、「不眠症」の体験がないと、なかなか理解できないでしょうが、<眠りたい>と思うのは、全くと、逆効果です。

眠れなければ、悶々と考えて、また、眠ろう、眠りたい、眠りたいと考えます。

 何も考えなければ、「不眠症」なんて、起こりませんけれどね。

「不眠症」には、1の閲覧分で説明しましたが、不眠症の傾向でみていますと、単なる「不眠症」か、うつ病による「不眠症」かが、分かるものです。

でも、普通の方達には理解できないでしょう。

 

 うつ病で不眠の場合では、どんなに沢山の睡眠薬を服用しても、眠れませんので注意しておいて下さいませ。

うつ病で不眠が続けば、必ず、何らかの別症状がでて来ます。

<死にたい>、<生きているのが、辛い>、<苦しい、苦しい、何で生きているのだろうとか>考えますよ。

 「不眠症」の人達は、深層心理を掘り起こしておくと非常に気楽になって、治るものです。

それでも、人間って、なかなか自分の心の底を自己探求しません。

怖いです、よ。

それほどに、人は、自分の心を見つめたくないと、考える人達が多いですからね。

それにも関わらず、自分は真面目で善良な人間だと自負しています。

そんなに真面目な{人}であれば、どれほど真面目な人間か、一度でも良いので、真面目な人間像を調べて見せて欲しいのですがね。

 

 全ては、生い立ちの心に遡るもので、「三つ子の魂、百まで」、「親の因果が、子に報い」などと、言われている通りです。

深層心理、潜在意識と無意識は、渦を巻いていますが、これらの意識をたくさん抱えているのも顕在意識=現在意識であることに間違いありません。富士山の裾野のように、たくさんの心が、深層心理の中に流れて、渦巻いています。

 多くの人達は、自分の深層心理の中に渦巻いている固着「=過去の心で解決されていない心」には、全然と気づいていませんから、人間の人生の生き方って熟慮して考えると、誰も自分の外界に【青い鳥】を追いかけながら、<<錯覚>>して生きているのだとも、感じてきます。

 

 人が<幸せを感じるか、どうか>は、青い鳥を自分の外界に追い求めるのではなくて、自分の心身の中に<どんな青い鳥>がいるのか、見極めるのが最大の重要事でしょう。

 自分の心身の中に{青い鳥}を見つけて、初めて{自分の求めている青い鳥}が{どんな鳥であったか}を、再確認できるでしょう。

「不眠症」も、心の葛藤から起こっています。

己の力量に添って生きれば、「不眠症」も解決できます。

<<病気の症状>>不眠症(4)

2011 年 3 月 24 日 木曜日

 ①良く眠り、②良く働き、③良く遊び、そして、時には、④誰とも話しをしない時間を持つ事が大事です。

ですが・・・、人間って、遊ぶのが好きです。

夜更けの夜明けまで遊んで、昼間に疲れて仕事をしない人達もいます。

 仕事をしなくても、昼間に眠っていても、自分で食事を食べる【【力】】を持っていれば、大丈夫なのでしょうが・・・・。

夜に遊んで、昼間には<ぼんやりしている>のも大変でしょう。

昼間に寝て、夜に働く仕事の人も居ますね。

夜に仕事をする人達は、昼間に睡眠を取らなければなりません。

そんな人達が、やはり、昼間に不眠症だったら大変でしょう。

 

 生活習慣の中で、人は、どれほど、社会適応して生きるかですね。

睡眠が無くて、人生を生きる事なんて出来ませんから、「不眠症」のまま生きるのは辛いですよ。

「不眠症」も、必ず、原因が有ります。

その原因を突き止めるのが大切です。

 今の現在の{悩み事}とか{悲しみ事}などを明確にするのではなくて、自分の心の奥の底に存在している心の迷いを解いておくのが、重要です。

やはり、何事においても、楽しみも、悲しみも、喜びも、憎しみも、自分の心の奥深くで、自分が気づいていない別の心が動いていますよ。

その別の心を、しっかりと、人は気づいて生きる事が凄く大切です。

 

 同じ、自分の人生を生きるのであれば、唯、ぼんやりと生きるのではなくて、心の底から感動して人生を生きる事が出来れば<最良の人生>ではないでしょうか。

人間世界では、沢山の人達が、色々な考え方をして、また、「不眠症」で悩みながら生活をしています。

 厳密に、「不眠症」では、うつ病の人達が多いです。

純粋に「不眠症」だけで、うつ病の併発のないままで、長期間にわたり生活をしている人達が居ますが、それでも、あまりにも「不眠症」が長期間も続くと{うつ病}になりやすいと、言われます。

 

 「不眠症」で悩む人達が居れば、周囲の人達は、格別に注意が必要ですね。

とりあえず、<心の治療が最重要と考えます>が、「不眠症」で悩んでいるだけだと思っていると、自殺もありえますので自殺にまで至らないようにしましょう。

 人間って、面白いです。

心の形は見えないものですから、教えて伝えてあげても、なかなか、人は【心の状態】を信用しません。

自分の心の形を知る、幸せに生きる事、大切です。  

<<病気の症状>>不眠症(3)

2011 年 3 月 23 日 水曜日

 {不眠}の訴えがあれば、先ずは、「うつ病」に対しての注意が最大に重要です。

何故って、うつ病がひどい場合は<自殺>しますので・・・・。

「うつ病」になる理由って、何でしょう。

 人にはそれぞれの事情があります。

人格・心・性格、の問題になるのですが・・・これが、また、お金持ちだから、有名だから、地位があるから、「うつ病」にならないかと問われれば、地位や名誉やお金持ちの人達でも、それなりの<心の葛藤>は抱えるものです。

 

 人間って、【欠乏欲】の塊と思っても間違いありません。

年齢を重ねて、年老いても、人はお金が欲しいと考えています。

小さいにしても、それなりの名誉や地位を求めるし、まして、お金については誰もが欲しいと考えています。

そんなことを考えていますと、早く寝たいと考えれば、考える程に、<眠れなくなる場合>が多いですね。

何も考えなければ、<眠れる>筈ですが寝床に入っても眠りが遅い人もいます。

 病気でなくても、若い時からの【習慣】もあります。

心、性格、人格、などと言うか、不眠には、社会的には{地位}や{名誉}や、そんなものから全く関係の無い人達もいます、人間の心って面白いですよ。

時には、不眠を感じて、寝ながらにして色々様々に考えて、悩むものです。

 

 不眠症が続いて、{うつ病}になったりして、日常生活に支障を来たすようであれば、困りますけれどね。

でも、「不眠症」があっても、不眠の薬を飲みながら、日常生活には全く仕事からの支障が無くてエネルギッシュに働いている人も居ます。

同じ「不眠症」であっても、悩みながら悔やみながら悲しみながらの不眠では困ります。

 逆に、楽しい事、嬉しい事が続いても「不眠症」の場合もあります。

こんな場合は、睡眠薬を飲んで寝ても、朝から仕事が十分に悩み無く出来る人達も居ます。

「不眠症」には、不眠症の原因や心構えが有ります。

 

 {うつ病}による不眠では、沢山の薬を飲んでも<眠る事はできない>場合もありますが、薬が当人に適しているかどうかでしょう。

{うつ病者}の不眠については、絶対に<うつ病の薬>が必要です。

<うつ病の薬>が要らずに、眠れる場合・・・、単に、睡眠薬だけで眠れる場合では、絶対に{うつ病}ではありません。

 当方、何時も常に言っている言葉ですが、人間は<成功>だけが重宝なものではないと・・・。

人間として此の世に生きる限り・・・、自分が<<<幸福を感じる能力を持っているか、どうかが>>>が最大に重要でしょう。

 【幸福感】さえ感じる能力を持っていれば、「不眠症」で困る事はありません。

「不眠症」には、不眠の原因があるので、この心を知って下さい。 

<<病気の症状>>不眠症(2)

2011 年 3 月 22 日 火曜日

 体力的に、無理の状態が長期間に渡って、{うつ病}になったりもしますが・・。

先述したように、皆の全員が{うつ病}になりませんから、心の問題も絡んでいるのです。

与えられた仕事、そして、時間外労働にしても、その人が現況を見て<当然の事>だと感じて仕事をしているか、どうかの問題です。

 これは、ここまで考えると、完全に人の心・人格の問題が大きく作用しています。

一般的には、「「性格」」と言った方が理解し易いかも知れませんが・・・。

厳密に学問的には、「「人格」」なる言葉を使います。

自分の心の自己防衛反応の崩壊が、色々様々な病気となって顕現されて来ます。

 

 人は、殆ど全ての人が漠然と自分の人生を生きています。

誰もが皆、自分の心で常日頃から、自分の人生と人生哲学を勉強している訳ではありません。

人生の目的を持っていると、豪語している人も居ますが、眼前の目的を持っているのが一般的でしょう。

 人生を生きながら、「「無常観」」までを悟っている人は非常に少ないです。

「無常観」→「無我」→「涅槃」までを、悟るのは非常に難しくて、大学の心理学の先生にも精神科医にも、なかなか悟れないでしょう。

ここまで悟ると、諸々の心の問題が目前に迫っても、平常心で対応できる筈です。

 

 何を話したかったかですが、悩みや苦しみの心を抱えると、不眠症にもなっていくと言いたかったのです。

睡眠について話をしていますが、病的な睡眠以外では、少しばかり長く時間を取って寝ても良いでしょう。

睡眠障害で、ナルコレプシ―と言う病気があり、昼間の睡眠発作ですが、これは他にも諸症状がありますので、よく観察できれば診断はつくでしょう。

不眠と反対の症状でもありますが・・・。

 

 面白いのは、多くの人達が人生の目的をしっかりと固めないで生活をしている事です。

目的を持っていると言っても、眼前の目的のみであって、真実なり人生設計の元に構築した目的では、ありませんよ。

ゴルフが面白かった、野球が面白かった、音楽が面白かった、踊りが面白かった、スポーツや音楽や芸術や政治や経済に従事している人達は、自分達で楽しんで喜んでいる積もりですよ。

 ですが、この方達が皆が幸せかと言えば、そうでもないでしょう。

どんな世界でも、人間は一人で生きる事なんてありません。

何らかの集団で生活をしていますと、側の人達の評価を受けています。

褒められたい、賞賛を浴びたい、有名になりたい、地位が欲しい、財産が欲しい、などと考えると、心の葛藤のあまりに「不眠」となります。   

<<病気の症状>>不眠症(1)

2011 年 3 月 18 日 金曜日

 此の世の生き物は、人間は勿論、他の全ての生きとし生ける生き物は、睡眠が必要です。

人間にとって、自分達が生きるためには<<必要な物>>は沢山とありますが、まず、睡眠から話を進めてみましょう。

 睡眠について、眠り過ぎも困るのですが・・・・。眠り過ぎて困る場合は、案外と少ないですね。

時折に、病的に眠くて昼間の普通の活動ができない場合もありますが・・・・。

 

 不眠:入眠障害と睡眠の維持の障害とに分けて、話をします。

    入眠障害で、悶々と悩む場合があります。

    入眠できるが、朝になるまでの途中で目覚めて眠れない、浅い眠りのまま朝まで悶々と時間を過ごす場合です。

  これには、中途覚醒と再入眠が困難の場合があります。

    眠ったものの、早朝に目覚めて眠れないまま悶々としています、早朝覚醒でしょう。

その他に、敢えて、説明してみますと・・・・。

④を入れてみますと、①・②・③の三つが、入り乱れている場合もあります。

眠れない、眠れない、などと訴えても、朝から目覚めて、日中に頭痛とか疲れやすいとか気持ちが苦しいとか悩みが多くて疲れる、などと訴えが無ければ、あまり心配する状況では無いでしょう。

 

 それでも、うつ病でない人達が、あまりにも、長期間にわたり<不眠>が続きますと、最後は、<うつ病>になってしまう場合もありますから、注意が必要です。

純粋な体の疼痛によって、不眠などが起こるのは当然ですから、こんな場合は<別に>しておきます。

 又、仕事、仕事、仕事、などで眠る時間が足りない場合もあります。

こんな状況では、日頃から健康であった人達でも{うつ病}になってしまいます。

こんな過酷な状況が続けば、誰もが皆が{うつ病}なるわけでもありません。

 

 例えばですね、こんな仕事においても、誰が見ても観察しても仕事の量と時間が、どんな人間にとっても無理の場合もあるでしょう。

そんな状況では、皆が辛い悲しい思いをしながら仕事をします。

  しかしながら、うつ病のみならず神経症や心身症などになってしまう人達は、皆の全員がなるのであれば、それは大問題ですが、極一部の人達が<病気になってしまう>のであれば、その人の心・人格の問題に関わってきます。

 その人の<病気になる心>が悪い場合も沢山とあります。

そう、仕事が多くて睡眠時間が足りないのもありますが、仕事に対する解釈・心構えの問題もあります。

最終的には、その人の人格水準の問題になってきます。

今回は、睡眠時間の不足で<うつ病>になると、言っておきました。